俺なりのデヴィッド・ボウイ論

俺なりのデヴィッド・ボウイ

 デヴィッド・ボウイがやっぱり好きだ。「スケアリー・モンスターズ」を聞いて改めて思った。デヴィッド・ボウイについて考えるといつも胸がドキドキする。これは恋なのかもしれない。

 

デヴィッド・ボウイについていつも何かしら考えているので、書けるだけここに吐き出す。

 

デヴィッド・ボウイとの出会い 

デヴィッド・ボウイを初めて聞いたのは高校のころだったように思う。

僕自身は音楽でも映画でも掘っていく時に、系統樹的分析の仕方というか、こう系譜としてある文化を眺めるフェチズムがあるらしい。年表みたいなものが好きなんだ。今となってはどうやって辿り着いたか忘れちゃったけど、グラムロックの進化系のジャンル(ゴスだったり、V系とかみたいなやつ)から遡って辿り着いたように思う。それまでは名前だけは聞いたことあったんだけど、どうしてもディスコグラフィが多すぎてイマイチ食指が伸びなかったんだろう、きっと。今でもそういうのあるし。

 最初に聞いたアルバムが「Hunky Dory」だったんだよな。「Life On Mars?」目当てで聞いてみたんだと思う。これがすごく良くて、見つけてから他のものに手を出さずずっと聞いてた。ジャケも死ぬほどかっこいいし。今でもこのアルバムはかなり好き。他のアルバムに比べてコンセプチュアルじゃないのも良い。純粋に良い曲がたくさん収録されててアクが少なくて聞きやすい。

こんな感じで「Hunky Dory」→「Ziggy Stardust」→「Low」→「Heroes」の王道コースでドハマりしていった。

 

ディスコグラフィ

デヴィッド・ボウイ弱者の人たちのために彼のディスコグラフィやキャラクターの時期、アルバムごとの聞きやすさなどを紹介する。 

エクセルで下の表に簡単に纏めたので把握してほしい。

 

デヴィッド・ボウイディスコグラフィと変遷      
アルバム リリース年    キャラクター 聞きやすさ
デヴィッド・ボウイ  1967 シンガーとしてのボウイ ★★
スペース・オディティ  1969 シンガーとしてのボウイ ★★☆
世界を売った男  1971 グラムロック以前 ★★★
ハンキー・ドリー  1971 グラムロック以前 ★★★★★
ジギー・スターダスト  1972 ジギー・スターダスト期 ★★★★★
アラジン・セイン  1973 ジギー・スターダスト期 ★★★★
ピンナップス  1973 ジギー・スターダスト期 ★☆
ダイアモンドの犬  1974 シン・ホワイト・デューク期 ★★☆
ヤング・アメリカンズ  1975 シン・ホワイト・デューク期 ★★★
ステイション・トゥ・ステイション  1976 シン・ホワイト・デューク期 ★★★☆
ロウ  1977 ベルリン三部作 ★★★★☆
英雄夢語り  1977 ベルリン三部作 ★★★★
ロジャー  1979 ベルリン三部作 ★★★☆
スケアリー・モンスターズ  1980 ニューロマンティック ★★★☆
レッツ・ダンス  1983 ニューロマンティック ★★★★
トゥナイト  1984 ニューロマンティック ★☆
ネヴァー・レット・ミー・ダウン  1987 ニューロマンティック
ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ  1993 エレクトロサウンド期 ★☆
郊外のブッダ  1993 エレクトロサウンド期 ★★
アウトサイド  1995 エレクトロサウンド期 ★★☆
アースリング  1997 エレクトロサウンド期 ★★
アワーズ  1999 原点回帰 ★☆
ヒーザン  2002 原点回帰 ★★★
リアリティ  2003 原点回帰 ★★☆
ザ・ネクスト・デイ  2013 復帰作 ★★★☆
ブラックスター  2016 遺作 ★★★☆

 

改めて見るとめちゃくちゃ曲発表してる。上にまとめたものは彼の代表的なアルバムだけであって、他にも「ティン・マシーン」 名義で90年代あたりに2枚ほどアルバム出したり(2枚とも大味な産業ロックと言った感じでこれといってなにか素晴らしいものではない、普通に失敗作だと思う)、ちょくちょくライブアルバムやベストアルバムも挟んでる感じ。

 

表の右端にある「聞きやすさ」ってのはあくまで一般的に言われてるボウイのアルバムの評価であって、作品の質と直結するわけではない。あくまで聞きやすさの指標としてお使いください。なんとなく汲んでもらえるだろうけど☆は★の半分くらいということでよろしくおねがいします。

 

一般的には「ジギー・スターダスト」で一回ピークが来て、後のベルリン三部作と呼ばれる3枚のうち一枚目の「ロウ」でもう一回ピークが来たと言われてるらしい。そんで「レッツ・ダンス」でアホほど商業的にも成功して(ここを3回めのピークと数える人もいるらしい)、それからのボウイは長い間低迷期に突入し事実上の引退状態に入る。いきなり発表された復帰作はかなり好意的に受け止められて、遺作の「★」で 〜そして伝説へ〜 状態になる。

 

個人的には低迷期と呼ばれる90年代の作品もほんとすげ〜と思っていて(ファンだからだと思うんだけど)、普通に全作品かっこいいから前評判とか気にせずにガンガンいろんなアルバムに手を出しまくって言って欲しい。ただし、「ネヴァー・レット・ミー・ダウン」、てめーはダメだ。

 

・全く聞いたことない人へのオススメアルバム

 

とは言っても、全く聞いたことねえ上にめちゃくちゃアルバム出してて何から聞けばいいかわかんねーよタコ、という人も多いと思うので、デヴィッド・ボウイに全く触れたことのない人へのオススメのアルバムを考えてみた。

 

「Hunky Dory」

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71年リリース。僕自身はこれでボウイの虜になった。ジャンルとしてはグラムロックに分類されるんだろうけど、フォーキーなアートポップでかなりかっこいい。ふつうに現在進行形の最先端USフォークに通じるような要素もしっかりあって聞きやすい。

ボウイの作品はコンセプトアルバムの体裁を持っているものが多いけれど、これはそういうコンセプトみたいなものはあまり感じられなくて、純粋に良い曲を詰めたようなアルバムに仕上がっている、コンピレーションアルバムのような作品。

レディオヘッドの「The Bends」期が好きだったり、後期ビートルズ、スミスなど、ややアンニュイなポップソングが好みの人におすすめできる。

 

「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」

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72年リリースのボウイのアイコン的存在としても知られる、ジギー・スターダストの成功と失落を描いたコンセプトアルバムであり彼の代表作であるコレ。前作「Hunky Dory」が一年前に制作されたと考えると、70年代のボウイの曲作りのアイデアが抑えきれないほど精力的だったんだなあ〜すげえなあ〜と感慨に浸ることのできる一枚でもある。

イエローモンキーの吉井和哉毛皮のマリーズの志磨遼平なんかがめちゃくちゃ影響を受けているのがわかるとおり、グラムロックの魅力がこれでもかと詰まった一枚であり、耽美でメロディアスでポップで最高すぎる。そりゃ影響も受けまくるわってくらい最高にかっこいい。そういえば、元SMAP稲垣吾郎無人島に一枚だけ持っていくアルバムでこれを選んでたな。稲垣吾郎はボウイ要素もあるのかと思うとなんだか胸が熱くなる。

当たり前のように後進に影響を与えまくっていてBOOWYなんかは名前をモロ拝借してるし、北川景子と結婚したDAIGOもDAIGO☆STARDUST名義でソロ活動をしていたりしてる。そんな感じで現代のJ-POPの根幹に通底する、日本人にはかなり聞きやすい馴染のあるタイプの音楽であるように思う。

洋楽なんかに全く馴染のない人はここから始めてJ-POPとの類似点を見つけていってニヤニヤするのがいいのかもしれない。

あと、そうだ、このジギースターダストについてくるボーナストラックがすげえ良いので是非国内盤を手に入れてほしい。このボーナストラックとして収録されているアウトテイクはジギースターダストというコンセプトから漏れてしまったがためにオリジナル盤には収録を見送られてしまったものなので、クオリティはめちゃ高い。「Lady Stardust」なんかはデモ版もかなり素晴らしくて、オリジナルより更に枯れた、諦観めいたものが漂っていてこちらも劣らずすごくいい。レディオヘッドのベンズと同じく(こちらには「Killer Cars」と「How Can You Be Sure?」が収録されてて、オリジナル盤の終わり方よりも開けた終わり方をするのでこちらが好みの人が多いらしい)、このアルバムも是非国内盤を手に入れてほしい。

 

「Low」

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ベルリン三部作の一枚目でボウイの最高傑作とも名高い。内容としては、後に起こるポストパンクやニューウェーブを予感したようなものになっている。今聞くとシンセポップに分類されるようなサウンド。

オリジナル盤は11曲収録で、前半が歌モノ、後半はアンビエントになっているかなり尖った構成。ロキシー・ミュージックブライアン・イーノが制作にも関わっているように後半のアンビエント部は全てインスト。当時この後半のインスト部の評価もかなり高かったらしく、次作である「ヒーローズ」でも同様に、前半は歌モノ、後半はインストという流れでアルバムが構成されている。

 後半のインストの始まりの曲である「Warszawa」、ジョイ・ディヴィジョンの前身バンドであるワルシャワはここから取られている。

 正直、今聞くと楽曲の質自体は最高傑作という呼び声もある通り最高に高いんだけど、さすがにシンセポップとして前時代的すぎるというか、古い音楽であるということを念頭に置いて聞かないとちょっときついかもしれない。

ニュー・オーダーやその辺のニューウエーブ、YMOのようなスカスカのシンセポップが好きな人にはどハマりできるほど気に入ってもらえると思う。

 

「Best of Bowie」

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 とりあえず代表曲を網羅したい!という人はこのベストアルバムが一番無難であるように思う。

ディスクが一枚のものと二枚組のデラックスエディションがあるようだが、一枚の通常盤で十分。

「The Next Day」の後にリリースされた「Nothing Has Changed」も三枚組のものと二枚組のものがあって充実度は高いけど、40や60曲もあると息苦しくてなかなか聞けないと思うのでこの「Best of Bowie」で一通り知ることができる。このベストでなんか好きな曲見つけてオリジナルアルバムに遡るのが無難で良いと思います。クソほど月並みな意見で申し訳ありません。おしり。

 

 

・個人的デヴィッド・ボウイのアルバムランク付け

 

ボウイの作品はほとんどどれも素晴らしくて、サイコーなんだけど、これまでリリースされた26枚の彼のディスコグラフィから個人的に好きなものを並べてみたいと思う。

 

26. 「Never Let Me Down」

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ネヴァー・レット・ミー・ダウン」とかいうタイトルなのに酷く失望させる出来なアルバム。「トゥナイト」が失敗作として有名なあまり忘れ去られているが、これも酷い。デヴィッド・ボウイを語る上ではあまり登場することがないけど、「トゥナイト」といいこれといい、本当にもがいていて大変だったんだなあと同情してしまう。つまらないアルバムだけど、そのつまらなさが癖になってきて一時期いっぱい聞いてた。

 

25. 「Tonight」

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「レッツ・ダンス」の次に発表された、ボウイの失敗作としても名高いアルバム。ビーチ・ボーイズの「God Only Knows」のカバーだったり、ティナ・ターナーとのデュエットソングが収録されてたりと新しいことをしようとしているが、どうも上手く噛み合ってない。その中でも、おっこれちょっといい曲だな、と思ってクレジットを確認してみるとカバー曲だったりして、オリジナル曲は普通に捨て曲だったりする。

ネヴァー・レット・ミー・ダウン」よりも楽曲で聞かせようとしてる姿勢は評価したいのでこちらを上にしたが、どっちもどっちだと思う。

 

 

24. 「Black Tie White Noise」

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エレクトロサウンドへ転換した時期のアルバム。プロデュースは最近では(と言ってももう4年も前になるけど)ダフトパンクの「Get Lucky」でお馴染みのナイル・ロジャーズを迎え、ジギー・スターダスト期を支えた盟友ミック・ロンソンも参加した、かなり豪華な布陣で挑んだアルバ

ボウイ自身もこの時期に婚約したらしく、結婚についての曲が何曲かある。

致命的な失敗作というわけではないけれど、1曲1曲があまり印象に残らない上にアルバムとしてそこそこ長いので(70分くらいある)結果的にあまり聞かないアルバムになってしまう。

ジャケットもあんまりパッとしないので忘れられがちなアルバム。これを機会に今聞いてるけど悪くない、でも他のアルバムと比べるとやっぱりあんまり聞かないかな。

 

---------------------超えられない壁---------------------------------

 

23. 「Pin Ups

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ボウイのディスコグラフィ史上唯一のカバーアルバム。ゼム、ヤードバーズピンク・フロイドキンクス、フーといった豪華なラインナップだけど、ほとんど聞かない。わりと直球でカバーしちゃっててぶっちゃけあんまりおもしろくない感じもある。ピンク・フロイドの「シー・エミリー・プレイ」のカバーだけはなんか好きで聞いてる。

ボウイ自体はライブで他のアーティストをカバーすることも珍しくなかったらしく、ブートレグでその様子を聞いたりすることができる。

初期北野武映画でいう「みんなやってるか」のような立ち位置の、それまでのカリスマ像を壊す箸休め的な作品だと解釈してる。

 

22. 「Hours」

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ここからそれまでのエレクトロサウンドからも脱却して、原点回帰的作品も手がけていくんだけど、なんせ作品を漂うムードみたいなものがまったりしすぎていてかなり眠たくなる。近未来でどこか牧歌的なコンセプト自体はかなりかっこいいと思うけれど、これもあんまり聞かない。

 

21. 「David Bowie

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デヴィッド・ボウイの記念すべき1st。

もはや音が古すぎて初期ビートルズとかエレファント6の面々のようなサイケ感もある、演歌みたいなアルバム。でももうこのころからしっかりボウイ自身の声は出来上がっていて新鮮な感じ。

評価してる人滅多にいないと思うけれど、このサイケ感というか脳天気感、言わばバカ感はボウイの作品の中でも一番高いので結構聞いてる。

「When I Live My Dream」っていう曲がめっちゃ好き。

 

-------------たまに引っ張りだして聞く壁------------------------------------------

 

20. 「Earthling」

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ボウイのエレクトロサウンド最終章とも位置づけできるこのアースリングは1曲目からいきなりドラムンベースだったりですごい。かっこいい。

内容とあんま関係ないけど、この時期の悪役みたいなボウイの見た目も大好き。

 

19. 「Reality」

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「レッツ・ダンス」以降、引退して復帰するまでは、ボウイは終わった人のレッテルを貼られることもあるけれど、00年代に入ってからのボウイは胸を張って人に勧められるくらいかっこいい。あんまり新しいことはやってないけど、ソングライティング力の高さで魅せるような曲が多くて満足度はかなり高い。

このリアリティと同時に世界ツアーをするんだけど、そのときのボウイの見た目もハンサムなジジイといった感じで最高にかっこいい。

基本的に良く出来たアルバムだとは思うんだけど、ジャケットどうにかならんかったのか。締め切りに間に合わず途中で提出したのかってくらい酷い。それだけです。

 

18. 「Diamond Dogs」

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ジギー・スターダスト期とシン・ホワイト・デューク期を結ぶつなぎみたいなアルバム。

本人もこのアルバムのツアー中にこのアルバムのコンセプトであるジョージ・オーウェルの「1984」に飽きて、ブラックミュージックへの接近を図る。

アルバムとしてはそこそこまとまってる、あんまりとっかかりのない作品に仕上がっているけど、ボウイを代表する名曲「Rebel Rebel」が死ぬほどかっこいい。

僕のイメージするグラムロック観がここに詰まってる。

 

17. 「Space Oddity」 

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デヴィッド・ボウイの2枚目のサイケフォーク期。1作目より楽曲が洗練され、ヒッピーなボウイが楽しめる。このヒッピー路線のボウイは長くは続かなかったけれど、後の作品にも負けず劣らずのクオリティ。

 

16. 「The Next Day」

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前作「リアリティ」から事実上の引退を挟み、10年振りにいきなりリリースされた本作。「ヒーローズ」に「ザ・ネクスト・デイ」のロゴがコラージュされたジャケットを最初見た時には、最近流行りのTシャツみたいだな、と思ったら、ポール・スミスとこのアルバムのジャケのコラボTシャツも発表されたんだよな。ボウイの作品にリアルタイムで触れるのは初めてだったので、時代を切り取るアーティストと呼ばれる所以はこういう所にあるのか、となんか腑に落ちたような記憶がある。

全く関係ない話なんですけど、ポール・スミスからこの「ザ・ネクスト・デイ」と同時に、「ハンキー・ドリー」のジャケットのTシャツも売られてたから手に入れたんだけど、かっこよすぎて神棚に飾ってあります。

内容的には、オールドスクールの他のアーティストに比べてかなり実験的で、「レッツ・ダンス」で商業的にも大成功した以降にこの作品をリリースした意味を考えたい。

リリース当時はかなり好意的に受け止められていたけれど、時間が経って今ではだいたいこれくらいの位置に落ち着くと思う。

 

15. 「Let's Dance」

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商業的に大成功したこのアルバム。この大成功が後の彼を何年か苦しめているようにも見えてくる。

売れ線に走ったとかなんとか言われているけれど、別にそんなことはなくて割とこれまで通りのポップソングで、時代が落ち着いたという感じだ。

レオス・カラックスの「汚れた血」の主人公が走るシーンでも使われた「モダン・ラブ」が最高に好き。雨降ってきて、家まで小走りで帰っているときなんかは脳内でモダン・ラブが流れてる。

 

14. 「Heroes

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ベルリン三部作の真ん中に当たる今作は、前作「ロウ」の姉妹作に当たるような楽曲構成になっており、前半は歌モノ、後半はアンビエントという内容。

ヒーローズではキング・クリムゾンロバート・フリップも参加しており、ボウイのフットワークの軽さが伺える。

このアルバムの先陣を切る、「ビューティー・アンド・ビースト」が狂おしいほど好きだ。インダストリアルなのにめちゃくちゃポップで最高すぎる。

駅で電車待つとき、よくこのジャケのポーズでホームに立ってる。

 

13. 「Lodger」

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ボウイのアルバムの中では地味な存在だけど、これが良い。ベルリン三部作の最終作であり、次の「スケアリー・モンスターズ」から始まるニューロマンティック期への過渡期の作品でもある。

ボウイのアルバムの中で一番というわけではないけれど、彼のディスコグラフィの中でもかなり異彩を放ったエレクトロ・ファンクのような内容となっている。

どうでもいいけど、ボウイのジャケットの中でも指折りで好き。裏ジャケもかなりかわいいので、是非手にとって確認してみてください。

 

12. 「Outside」

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90年代のボウイの作品の中でも一番わかりやすくよく出来ていると思う。かっこいい。

収録時間が70分超えで収録曲も19曲とかなりボリュームあるけれど、楽曲がわりとしっかりかっこいいので均整のとれたアルバムになってる。

猟奇殺人がテーマで、このアルバムを含めて5部作にしたいとボウイは考えていたようだけど、いやそれは無理だろ、鬱々としすぎじゃねーか。14歳が考えたコンセプトアルバムかよ、と思ってしまう。

 

11. 「Young Americans」

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75年リリースのブラックミュージックに接近した一作。

75年リリースなのに、後の80年代の流行りを先取りしたようなサウンドとなっている。こう考えると自身のアイデンティティを確立しつつ、いつも時代の最先端を取り入れる彼のポリシーはかなりすごいな。横の時間軸で見た時にわかるボウイのすごさよ。

 

 10. 「The Man Who Sold The World」

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ジャケットからしてもう最高すぎる。妖艶すぎ。これと「ハンキー・ドリー」期の髪の長いボウイがたまらなく好きで、最高すぎる。最高すぎて語彙力がなくなってきてる。

「世界を売った男」ってタイトルがもう最高すぎるんだよな。

グラムロック×サイケデリアで暗く重い曲が多めだけど、どれももれなくかっこいい。1曲目がいきなり8分くらいある。

ニルヴァーナがMTVアンプラグドでカバーした表題曲も収録されてる。あのニルヴァーナのカバーも最高にかっこいい。

 

------------個人的名盤の壁--------------------------------------

 

9. 「Aladdine Sane」

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ボウイのアイコン的イナズマのメイクを施したジャケットが印象的なこのアルバム。iOSの絵文字にも採用されているくらいボウイの中ではポピュラーなモチーフ。

このアルバムの副題にもなっている戦争を絡めたコンセプトは、イエローモンキーの「EXPERIENCE MOVIE」にも色濃く反映されている。初期のイエローモンキーはボウイの完コピみたいでかなり好きだ。

前作「ジギー・スターダスト」が光であるならば、この「アラジン・セイン」は陰のような作品で、突出して目立つような曲の詰め合わせというより、全体の隊列の足並みの揃った総合点の高いタイプのアルバムであると言える。

「ジギー・スターダスト」が光ならばこのアルバムは陰ってのはなかなか上手く言えた自分でも思う。

 

8. 「The Buddha of Suburbia」

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ディスコグラフィの中でも忘れられがちな、存在感のかなり薄いアルバムだけど、これは無視できない出来。元々はTV用のサウンドトラックとして製作され、後にボウイの作品としてリリースされた、くらいの認識でみんなちゃんと聞いてないと思うんだけど、これがめちゃくちゃかっこいい。個人的には「レッツ・ダンス」以降のボウイの中の最高傑作のうちの一つだと思う。

音は空間的な使い方というか、サウンドトラックとしての製作だからというのも大きく関わりがあるんだろうけど、今までの歌モノというフォーマットを取っ払って自由な状態で製作したからか、これまでにはなかったような音使いがアルバムを支配してる。トリップホップだったりアンビエントみたいな曲が多い印象。

人に強くオススメは出来ないけれど、肩の力の抜けた、ボウイの作品の中でも一番過小評価されたアルバムのように思う。

 

7. 「★」

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ボウイが死んでからもう1年以上経つのか。プリンスのときもかなりびっくりしたけど、これをリリースした直後だったから本当に驚いた覚えがある。

明らかに当時流行りだったエクスペリメンタルなジャズの影響を強く受けていて、特にケンドリック・ラマーの「To Pimp a Butterfly」やカマシ・ワシントンの「The Epic」などの要素が散見される。それでもやはりボウイ印はしっかり残っていて、自らの死期を悟っていたこともあってか、内容はかなりメランコリックで冷たくて暗い。

それでも過去の燦々たる作品群に負けずとも劣らない、素晴らしすぎるほどの内容となっていて、数年後にはボウイの最高傑作の筆頭候補になるであろうレベルですごくいい。亡くなってからより評価が高まったというよりも、もし仮に今まだ生きていたとしてもちゃんと正当な評価を得ていたであろう、マジですごいクオリティ。かっこよすぎ。

 

6. 「Heathen」

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「★」が散々すげえとか言ったけど、この「ヒーザン」もすごくいい。過度にコンセプチュアルでなく、華美なわけでもない、やや地味目なアルバムであることは否めないけど、しっかりこういう代表作と呼ばれないタイプのアルバムでもものすごいクオリティだから本当に好きだ。

「レッツ・ダンス」以降のボウイの中では、これと「★」、「郊外のブッダ」の3つが特に好きだ。「★」はコンセプチュアル、「ブッダ」は新しい引き出しとしてのボウイ、このアルバムでは、純粋に曲が良い、3つの違うタイプで素晴らしい傑作たちだと勝手に思ってる。

ジャケが意味不明なのもなんかむしろ良いよね。

 

5. 「Low」

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みんな好きだけどやっぱり好きだわ。初めて聞いた時はこんなもんかくらいにしか思わなかったけど、ずっと聞いてるうちに絶妙にキモいビートが癖になってきて永遠と聞いちゃう。

前半後半どちらも好きだけど、特に後半のアンビエント部は、僕自身アンビエントな音楽がかなり好きということもあってか、「ワルシャワ」から再生してよく聞いてた。このアルバムとブライアン・イーノの「Music for Airport」でアンビエントの音楽の良さをじわじわ理解していったみたいなところある。

スウェードのボーカルのブレット・アンダーソンが部屋にこのアルバムのジャケットのポスター貼ってる画像がかっこよすぎて、うちの家の枕元に貼ってあるわ。

なんとなくニール・ヤングの「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」のジャケットと対になっているような印象があります。

このジャケットのアイフォンケースとかあったらかなり欲しいな。探してみて見つけたら買います。

半分以上どうでもいい話だったけど、中身は掛け値なしの名作なので未聴の方は是非。

 

4. 「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」

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説明不要の名盤。とりあえずこれ聞いとけみたいなところある。「レディ・スターダスト」はボウイ史上でも1、2を争うほど好きな曲で、もうほんと最高。

 

--------------殿堂入りの壁--------------------------------------------

 

3. 「Scary Monsters (and Super Creeps)」

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スケアリー・モンスターズ、めっちゃ好き。デヴィッド・ボウイの音楽色々聞いてきて最終的にどのアルバム一番聞いてるかって言われたら多分これだと思う。全然2位のアルバムとひっくり返るけど、楽曲の洗練度を考えると3番目くらいかな。

ニューウェーブやポストパンク×サイバー感というか、こういう組み合わせが最高にかっこいいよな。「It's No Game (Part 1)」や「Ashes to Ashes」のようなかなり尖った曲が大部分を占めるかと思いきや、普通にめちゃくちゃポップなだけの「Up the Hill Backwards」みたいな曲も挟まれてたりして、そのバランス感覚が好きなんや〜となってしまう。

彼のディスコグラフィの中でも一番飽きないアルバムはこれだと思う。

 

2. 「Hunky Dory」

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ジギー・スターダスト以前のまだボウイが何者でもない時期のアルバム。

これがもう本当に最高すぎて、ボウイに初めてハマったのがこれで本当に良かったと思う。

「Changes」や「Life On Mars?」、「Quicksand」と名曲は数あれど、このアルバムのラストを締めくくる「The Bewlay Brothers」の不思議な引力に惹かれて何度も聞いてしまう。この曲があることで華やかな前半部に比べると突き放した終わり方になるこのアルバムの構成が最高すぎ。

ジャケットの三輪明宏上位互換みたいなボウイ様も最高です。ありがとうございました。

 

1. 「Statiion to Station」

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どのアルバムも違った良さがあるけれど、このアルバムはその中でも一つ頭抜けて素晴らしい。

ブラックミュージックを彼なりに昇華したグルーヴィなファンクで、このすぐ後のベルリン三部作よりも更にクラウトロックに近い印象を受ける。

表題曲は10分もあるけれどあっという間でめちゃくちゃ変な構成だし、歌詞もスケールデカすぎて意味わからないけどかっこいいもんは最高にかっこいい。全曲最高なんだけど、このアルバムのラストを飾る「Wild is the Wind」がやたら良い。

「地球に落ちてきた男」撮影後にレコーディングされたアルバムらしくジャケットもそんな感じで微妙に血の通ってない雰囲気も大好きだ。「2001年宇宙の旅」みたいで。タイトルもかっこいいしこの一位は当分揺るがないですね。最高です。

 

デヴィッド・ボウイのフィルモグラフィ 

デヴィッド・ボウイ、やっぱり見た目も最高にかっこいいじゃないですか。だから映画とかも結構よく出てきたりするんですよ。デヴィッド・ボウイが関わった映画の中でも特に印象的なものをいくつか挙げていく。

 

「地球に落ちてきた男」 

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ポスターがかっこ良すぎるなこれは。1976年公開。

話自体は大して面白いもんじゃないんだけど、この時期のボウイが美しすぎてやばい。まさに地上に舞い降りた天使のようだ。ボウイの美しさをうっとりと眺めることのできる以外、ぶっちゃけあんま価値のない映画だけど、もっとも美しい時期のボウイ様を拝むことができるので是非見てください。鼻血出ます。

 

戦場のメリークリスマス

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83年公開の大島渚監督による「戦場のメリークリスマス」。

ボウイが「レッツ・ダンス」の頃のダンディーなおっさんになったボウイを見ることができる。この映画に登場するボウイはだいたい縛られてる。縛られる意外にも土に埋められたり、散々な目に遭ってておもしろい。とんねるずのみなさんのおかげでしたかよ。

 

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土に埋められてもなおかっこいいデヴィッド・ボウイ

 

東洋思想や婉曲的な同性愛表現など、かなり観念的でわかりやすい映画ではないけど、若い頃の北野武だったり坂本龍一のぎこちない演技とか見てるだけでもそこそこおもしろい。

 

ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間

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デヴィッド・リンチの代表作の一つでもある、「ツインピークス」シリーズの劇場版にもちょろっと出演している。こういう主役ではないんだけど脇役として登場した時にボウイの魅力が最大限に発揮されると思う。

 

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マイアミバイスみたいな服着てるデヴィッド・ボウイ。険しい顔してる。

 

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すごい苦しそうなボウイ。風呂でシャワーから水が出てきた時にびっくりしてる僕の顔にそっくりな表情してる。こんな顔なのにかわいいな。

 

「バスキア」

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96年公開。音楽はジョン・ケイルが担当してる。

かなり昔に見た記憶あるんだけど、デヴィッド・ボウイアンディ・ウォーホル役でキャスティングされてて、かなりノリノリで演技している印象があった。わりとこの映画では重要な役割なので準主役級の演技を見ることができる。

 

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めちゃくちゃ豪華なメンバーでの写真。ゲイリー・オールドマンデニス・ホッパーとか豪華すぎるな。

 

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アンディ・ウォーホル役のデヴィッド・ボウイ。かなりノリノリで演技してた記憶ある。「ハンキー・ドリー」でも「アンディ・ウォーホル」って曲あるくらいだったからキャスティングされたとき、かなり嬉しかったんだろうな。

 

「ズーランダー」

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ベン・スティラーが主演と製作、監督を務めた2001年の映画。

全編アホな奴しか登場しなくて、ふざけ倒すだけの映画。ガソリンスタンドでガソリンを撒きあってはしゃいだ後、煙草に火をつけて爆発するシーンはアホすぎて涙が出るくらい笑った。

 


Bowie in Zoolander

モデル同士がどちらがかっこよくランウェイを歩けるか勝負するシーンがあるんだけど、そのシーンでちょろっとだけレフェリーとして登場。映画見てる時なんの前情報もなく見てたからびっくりした。この時のボウイもかっこよすぎて痺れる。

 

プレステージ

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ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督による、マジシャン同士の因縁を描いた映画。2006年公開。

19世紀末のロンドンを舞台にしていて、登場する衣装や小物がかわいくて気が利いてる。俳優もかなり豪華で、主演はクリスチャン・ベールヒュー・ジャックマンでヒロインにスカーレット・ヨハンソン、キーパーソンとしてニコラ・テスラ役でデヴィッド・ボウイが起用されてる。

このニコラ・テスラというのが胡散臭い発明家なんだけど、ばっちりハマってる。

 

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もうこの時点で胡散臭さがすごい。もちろん良い意味で。こんなかっこいいのに胡散臭いのマジで最高すぎる。

 


David Bowie as Nikola Tesla

主人公にある仕掛けを提供するニコラ・テスラ。胡散臭すぎてそれが逆に倒錯トリックになってる(これネタバレになっちゃうかもしれないけど)。

 

映画自体は大どんでん返しがあるタイプの映画らしいんだけど、俺はこの映画のこと全く認めてねーぞ。普通にオチに納得がいかなかったので20点くらいの映画だと思ってる。

それでも、19世紀ロンドンの雰囲気やデヴィッド・ボウイを見ることができるのでまあ見ても損はない。いろんなデヴィッド・ボウイが出演した映画あるけどなんだかんだ言っ脇役として登場するデヴィッド・ボウイの中ではこれがいちばんかっこいいしね。

 

 

こっから先はデヴィッド・ボウイ本人とは直接関係ないんだけど、デヴィッド・ボウイを明らかに意識しているキャラクターが登場したり、息子で映画監督であるダンカン・ジョーンズの映画も紹介する。

 

ベルベット・ゴールドマイン

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最近では「キャロル」なんかも監督した、トッド・ヘインズによる98年公開の映画。ポスター見てもらったらわかる通り、明らかにジギー・スターダスト期のデヴィッド・ボウイを意識したキャラクターが登場する。というより、映画のタイトル自体がボウイのジギー・スターダスト期の曲である「ベルベット・ゴールドマイン」から取ったものだろうからね。

映画自体はグラムロックが流行った時代にフォーカスを当てたもので、90年代イギリスで制作されたということもあってか「トレインスポッティング」のような世紀末のロンドンのあの時代の空気感がパッケージングされてる。

内容は「トレインスポッティング」の音楽版のような作りになっていた気がするけど、そんなにハチャメチャなことはやってない印象。そういえばこの映画でもユアン・マクレガーが登場して裸になってた。もう完全にデヴィッド・ボウイと関係なくなっちゃうけど、ユアン・マクレガーって登場すると十中八九裸になるよな。スターウォーズくらいだろ、裸にならないの。

 

月に囚われた男

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息子であるダンカン・ジョーンズによる初の監督作品。

原題が「Moon」であるのに対して、邦題が「月に囚われた男」なの、邦題付けた人が有能であると感服するばかりである。

肝心の内容の方も良く出来てて、SFの密室サスペンスとしてかなり良く出来てる映画だと思う。90分くらいしかないからサクッと見れるしね。

普通に良く出来ているのでこれまで紹介した映画の中で(デヴィッド・ボウイは出てないけど)一番見やすい。面白いので是非。

 

 

・エピソードなど

デヴィッド・ボウイはかっこよくて音楽がいいだけじゃないんだよな。ちょっと前にティン・マシーン時代に日本のクイズ番組かなんかに出演している映像を見たんだけど(かなり探しまわったんだけど、今じゃ消されてるみたい)会話の切り返しが普通に上手かったり、おちゃめな一面も見れたりと根っからのエンターテイナーという印象がある。

 

日本との縁も深いらしく、「レッツ・ダンス」や「戦場のメリークリスマス」のころだから80年代中頃には、半年ほど京都に別荘を借りて住んでいた(!)らしい。

それに付随した僕の好きなエピソードとして、ある女子高生が喫茶店で英語の宿題をやっていたらしくて、それの添削をお願いしようと外国人に声をかけたらしい。その声をかけられた外国人というのがデヴィッド・ボウイで、英語の文法を直してあげたり、女子高生に丁寧に添削指導してあげたらしい。なんじゃ、そのエピソードは。嘘つくにしてももうちょいマシな嘘つけよ、という感じだがどうやらこれは事実みたいだ。

以下に関連記事を貼っておく。

全文表示 | デビッド・ボウイ「喫茶店でJKの宿題手伝っていた」 訃報で次々に再発掘される来日時の「逸話」と「伝説」 : J-CASTニュース

 

 

地球に落ちてきた男の時の写真見てたらマジで美しすぎたので共有します。

 

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地球に落ちてきてくれてありがとうとしか言えないよ。

 

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山本寛斎との有名なやつ。

 

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漢字で書くと「出火吐暴威」になるんですね。またどうでもいいことを知ってしまった。

 

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Hi, David.

 

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このロン毛時代のデヴィッド・ボウイが好きすぎる。最高かよ。

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この前髪あるバージョンもめちゃくちゃいいな。前世でどれだけ徳を積んだらこんな人間に生まれてこれるんだ...

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ロン毛時代終了。ここまで伸ばしたのは後にも先にもこの時期だけだったみたい。最高かよ。

 

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ジョン・レノンみたいなデヴィッド・ボウイ。彼のキチガイスマイル好きだ。歯を思いっきり出して笑うのが最高にチャーミング。

 

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リアリティツアーの時だと思うから2004年か。この時どうやら57歳だったらしい。こんな前髪垂れてるの似合うジジイいるかよ。

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リアリティツアーのときのボウイ、マジでかっこよすぎ。どうなってんだほんとに。歳の取り方知らねえのか。

 

あと個人的にこの時代の悪役感がすごいボウイも好きです。エキセントリックすぎるんだよなあ。美形なゲイリー・オールドマンみたい。

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この時代のボウイ、007の悪役のオファー来てただろってレベルで悪そう。ミサイルとか隠し持ってそうだもん。

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それではニヒルなスマイルでお別れです。

 

 

と、デヴィッド・ボウイについてのエピソードを調べたり、改めて彼の作品群を聞いたりしているうちにマジで最高じゃねーか、という気持ち以外なくなってしまった。亡くなってしまったのが今でも悲しい。

たくさん素敵な作品を残してくれてありがとう。これからも僕の中でいつまでも輝き続けていてくれ。

 

 

架空のホラー映画

 

架空のホラー映画を考えてみました。

 

・かなり胸元がゆったりしたニットを着ている女の霊が出現するホラー映画

 

・人間が一切登場しないホラー映画

 

立体視で見るホラー映画

 

・オネエしか出てこないホラー映画

 

・登場するコンビニがすべてデイリーヤマザキのホラー映画

 

成宮寛貴に捧げたホラー映画

 

・逆光のホラー映画

 

VFXがすごすぎてアカデミー視覚賞を獲得したホラー映画

 

・サントラがすごく良いホラー映画

 

・主人公の後頭部がカメラにずっと入ってしまっているホラー映画

 

NARUTOみたいなホラー映画

 

小津安二郎オマージュ全開のホラー映画

 

・死因がすべて爆死のホラー映画

 

前田敦子は湊莉久に似ていることを激しく主張するおじさんが登場しかなりうるさいホラー映画

 

・14時間のホラー映画

 

週刊少年ジャンプの打ち切り漫画のような終わり方をするホラー映画

 

宇多田ヒカルのCOLORSの歌詞にかなり忠実なホラー映画

 

・とんちが効いたホラー映画

 

レッドブル全面協力のホラー映画

 

・揚げ出し豆腐がやたら美味そうに撮られたホラー映画

 

・10億円もの制作費をかけたホラー映画

 

・ワンカットのホラー映画

 

・既視感しかないホラー映画

 

・生きるとはなにかということへの回答が得られるホラー映画

 

・美味しいハンバーグの作り方が紹介されるだけのチャプターが挟まれたホラー映画

 

・男根のメタファーとしてのホラー映画

 

・舌足らずな喋り方がかわいいホラー映画

 

・おっさんしか登場しないホラー映画

 

・登場人物全員やたら童顔なホラー映画

 

・ポラー映画

 

・幽霊の登場するBGMが布袋寅泰のスリルのホラー映画

 

・高学歴の霊しか登場しないホラー映画

 

・純粋につまらないホラー映画

 

・AVよりもエロいホラー映画

 

・フル3DCGのホラー映画

 

・老練した兵士が切り抜けていくホラー映画

 

・インスタ映えするホラー映画

 

平安時代のホラー映画

 

・中毒患者しか登場しないホラー映画

 

・ポテロングを武器として戦うホラー映画

 

・台詞がないため全世界の人が共通して見ることのできるホラー映画

 

・明らかにキューブリックを意識した完成度の高いホラー映画

 

・見ると練りわさびが怖くなるホラー映画

 

・胸がスカッとするホラー映画

 

・登場人物が全員銀魂みたいな喋り方をするのでかなりうっとおしいホラー映画

 

・結局人間の考えることが一番恐ろしいという陳腐な着地に落ち着くホラー映画

 

阿部サダヲ芦田愛菜鈴木福と犬が登場するお涙頂戴のホラー映画

 

・テロップで過剰に説明するホラー映画

 

・手話通訳がワイプに常にいるホラー映画

 

・吸っているタバコがわかばのホラー映画

 

・天然由来のホラー映画

 

モンドセレクション銀賞受賞のホラー映画

 

・点対称のホラー映画

 

・空撮のホラー映画

 

・少し面白いところが2箇所あるホラー映画

 

・将棋に精通している人でないとよくわからないホラー映画

 

・サービスエリアでただ口論するだけのチャプターが挿入されたホラー映画

 

・学校に行こうみたいなホラー映画

 

・ジャニーズでいうとV6みたいなホラー映画

 

・殺され方がすべて握撃のホラー映画

 

・光源がローソンの光のみのホラー映画

 

・手描きのホラー映画

 

・2回目に見ると印象が180°変わるホラー映画

 

・基本に忠実なホラー映画

 

・注意しても騒ぐのをやめない子供が登場するホラー映画

 

・コクがあるホラー映画

 

・時刻表トリックを使ったホラー映画

 

・かなりスベっているホラー映画

 

・多幸感が凄まじいホラー映画

 

・県の柔道予選も兼ねているホラー映画

 

・ブクロは最高!という結論に落ち着くホラー映画

 

・ママタレントのブログのコメント欄のようにかなり殺伐としたホラー映画

 

 ・外国人タレントが次々に変死するホラー映画

 

・かなり論理的なホラー映画

 

・怖さとはなにかということを見失ったホラー映画

 

・今思えば、なんかアイツに悪いことしたなって少し反省しているホラー映画

 

LGBTに深く切り込んだホラー映画

 

ハンターハンターのネタバレをするホラー映画

 

明朝体のホラー映画

 

・冬にベランダで彼氏とホットココアを飲みながら流星を眺めるだけのホラー映画

 

横尾忠則が全面協力したホラー映画

 

・濃霧でかなり見づらいホラー映画

 

・国際問題に発展してしまったホラー映画

 

黒澤明の夢から着想を得たホラー映画

 

・方程式がたくさん登場するホラー映画

 

・見ていることがひとつのステータスになっているホラー映画

 

・死にたいじゃなくて消えたいとか言い出す女ツイッタラーみたいなホラー映画

 

・持ち前の明るさでなんとか後半をカバーしたホラー映画

 

・怪我によりインターハイに出場することができなくなってしまった可哀想な陸上部員が苦しんで死ぬかなり哀れなホラー映画

 

貴乃花が人生ベスト映画に挙げたホラー映画

 

・自分はブスと思い込んでいる人が主人公のホラー映画

 

・ギャルがかなりかわいいホラー映画

 

・ファック!と238回も言うホラー映画

 

人面犬がいることはスルーされているホラー映画

 

・中学時代の思い出がたくさんつまったホラー映画

 

・逃げようとするとシベリアンハスキーに囲まれるホラー映画

 

クレアおばさんのホラー映画

 

・これまでのホラー映画の作法をすべて無視した全く新しいホラー映画

 

・レゲエしかかからないホラー映画

 

パステルカラーのホラー映画

 

・監督の元カノへの思いが込められているホラー映画

 

・牛乳は噛んで飲むと良いみたいなことを教えてくれるホラー映画

 

・熱血教師が竹刀を執拗に隠される、なんだか悲しいホラー映画

 

・化粧水の代わりにアクエリアスを塗りたくっているホラー映画

 

・40代には懐かしいあの懐メロが劇中ガンガン鳴っているホラー映画

 

・デブだからお前ドラムやれよ、から始まるホラー映画

 

・フォリャー映画

 

・イライラした神田うのが黒幕のホラー映画

 

・副音声でバナナマンの音声が楽しめる、最近の紅白みたいなホラー映画

 

・両隣にいる半裸の女が大きい果物の葉でゆっくり俺を扇ぎながらフルーツを口元に持っていくシーンから始まるホラー映画

 

・挑発的なホラー映画

 

・スポーツブラジャーがかなりフィーチャーされるちょっとエッチなホラー映画

 

ますだおかだみたいなホラー映画

 

・第四の壁を無視してこちら側に語りかけるホラー映画

 

・平日は客があまり来ないので仕込みばかりするホラー映画

 

・テレビの電源を切っても終わらないかなり怖いホラー映画

 

・さかな天国にかなりインスパイアされたホラー映画

 

・マライアキャリー最近激太リしたみたいだけど、これはこれでかっこいい太り方だよね、みたいなことを伝えたいホラー映画

 

圧迫面接みたいなホラー映画

 

ツチノコが発見されたホラー映画

 

・森光子がまだ亡くなっていない世界線で起こるホラー映画

 

吉田豪がインタビュアーのホラー映画

 

・続編が待望されているホラー映画

 

・ダイアモンドかダイヤモンドかかなり悩んだような跡が見て取れるホラー映画

 

シムシティがやりたくなるホラー映画

 

・人口密度が高すぎるホラー映画

 

・3回見ると死ぬホラー映画

 

・沢庵和尚が登場するホラー映画

 

・荒削りだがセンスの良さが際立っているホラー映画

 

ミスチルよりサザン派なホラー映画

 

・主人公の名前が桑田圭佑であるためそのことがノイズになってしまいなかなか集中してみることができないが最終的には満足のいく出来のホラー映画

 

・中高生が考えたようなむかつくけど少し面白いホラー映画

 

・大ヒットまちがいなしのホラー映画

 

ニコニコ動画で歌い手として名を馳せている人が惨殺されるホラー映画

 

グータンヌーボみたいなホラー映画

 

・筋力で解決するホラー映画

 

・濡れ場が無駄に多いホラー映画

 

・おもしろかったけど内容はあまり覚えていないので最終的にDVDを買ってしまうことになる、かなり企画立案者が有能なホラー映画

 

・有機野菜をふんだんに使ったホラー映画

 

・宣伝がかなり下手くそな過小評価気味のホラー映画

 

吉田戦車の漫画みたいなホラー映画

 

・地味巨乳しか登場しないホラー映画

 

・生きて腸まで届くホラー映画

 

 ・60歳以上は割引のホラー映画

 

・リズムネタで笑わせてくるクラスの人気者みたいなホラー映画

 

・和民で過労死したホラー映画

 

・伏線回収がすごいホラー映画

 

・サイが追いかけてくるかなり怖いホラー映画

 

・監督は特撮に未練があったんだろうな、と思ってしまうホラー映画

 

・滑舌が異常に良いホラー映画

 

・円環構造のホラー映画

 

・ラストシーンが北野武の笑った顔のアップで終わる戦場のメリークリスマスみたいなホラー映画

 

今井メロのラップみたいなホラー映画

 

 

過小評価され気味な音楽

 

 最近また前みたいに音楽を聞いてて楽しいし色々発見がある。

今回は過小評価されてるんじゃないコレ、みたいな音楽を集めた。気になったら聞いてみてほしい。

 

下に行くほど個人的プッシュ度が高い。

 

75. 佐藤博 - AWAKEING(1982)

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山下達郎細野晴臣なんかの仕事でも知られる、佐藤博のAWAKENING。 吉田美奈子の「FLAPPER」でもそうなんだけど、この人の作る曲のベースのねっとりしてる感じ、まるで流動体みたいな音像が最高に気持ちいい。途中、ビートルズの「From Me to You」も収録されてる。

 

今流行りのシティ・ポップの源流でもあるこの音、今聞いても当たり前だけど全く古臭くない エヴァーグリーンな名作だと思う。

 

74. Seu Jorge - The Life Aquatic Studio Sessions Featuring Seu Jorge(2005)

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ウェス・アンダーソンの映画「ライフ・アクアティック」のサウンドトラック。

1曲を除いて全てデヴィッド・ボウイポルトガル語カバーというかなり変化球な内容で、アレンジもアコースティックギターのみのシンプルなものだけど、すごくいい。ボウイのソングライティング能力の高さを改めて思い知る。

映画もキッチュでポップで最高だから見て

 

73. Looptroop - Modern Day City Symphony(2000)

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スウェーデン産のヒップホップ。叩きつけるようなフローと謎に琴なんかがサンプリングされた、それでいて潔癖症で無機質なトラックが最高。

ジャケットとアルバムタイトルがやたらかっこいい。

 

72. Arto Lindsay - Salt(2004)

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アート・リンゼイは90年代後半のチルな雰囲気が好きなんだけど、このアルバムは音像がスカスカでそれがまたかっこいい。

2曲目の「Kamo(Dark Stripe)」は京都の鴨川をイメージして作られたらしい。アート・リンゼイ史上でもかなりのキラーチューン

 

71. Pharoahe Monch - Internal Affairs(1999)

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オーガナイズド・コンフュージョンのファロア・モンチのソロ。

ラップ上手いのは当然のこと、トラックがどれも派手さはないんだけど中毒性がすごい。「The Light」のようなメロウな曲が急に挟み込まれたりして最高。

 

70. Cowpers - Lost Days(1998)

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札幌発のエモバンドのカウパーズの1st。

普段エモというジャンルは自分から進んで聞くことはほとんどないんだけどこれは本当に怪作。感情が音に形を変えてパッケージングされてる。

 

69. Syd Barrett - The Peel Session(1987)

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オリジナルアルバムじゃないんだけどこのEPがものすごくいい。「帽子が笑う...不気味に...」が鬱ならこちらは躁というほど独特の浮遊感がオリジナルとは違う魅力を醸し出している。アレンジがポップになってて聞きやすい。

 

68. Arab Strap - The Week Never Starts Round Here(1996)

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ダウナーな音楽の中でもかなり好きだ。ローファイなスリントみたいだ。

 

67. Nuno Canavarro - Plux Quba(1988)

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 時代があまりにも早すぎた。この人は未来からやってきてこの音を作ったんだろう。

 

66. Helen Merrill - Parole e musica(1960)

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22曲収録されてるんだけど、1曲ごとにイタリア人の謎の語りが挟まれるので実質11曲。この語りの部分聞いてるとゴダール見てるみたいでいい。ジャズ・スタンダードの中でもさらに定番の曲が採用されていてアレンジもかなりいい。

これ聞いてイタリア行った気になってる。

 

65. Circulatory System - Circuratory System(2001)

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リビア・トレマー・コントロールニュートラル・ミルク・ホテルのメンバーが共作で出したこれも胡散臭いビートルズみたいですごくいい。なんでこんなにポップなんだろう。

 

64. 12 Rods - Lost Time(2002)

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この人たちの話題はマジで聞いたこと無いんだけどディスコグラフィどれもかっこいい。

空間系の音使いにエモっぽいボーカルが乗っかって唯一無二の立ち位置だったのに今は何してるんだろう。

くるりのアンテナ期のドラマーだった外人が昔いたバンドでもあったりする。

 

63. Brainiac - Bonsai Superstar(1994)

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これも最高にかっこいいんだけど埋もれてる。2000年代頭にあったダンスパンクみたいなノリを先取りしすぎたんだと思う。

初めて聞いた時からずっとこのバンドをパクって日本で金儲けしてえなって思ってる。

 

 

62. The Brian Jonestown Massacre - Take It From The Man!(1996)

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これはかっこいい。70年代初頭の名盤を聞いているみたいだ。ガレージロック・リバイバルに分類されるんだろうけどネオサイケっぽい雰囲気も兼ね備えてて最高。

 

61. O.C. - Starchild(2004)

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O.C.のこのアルバムは今まではメジャーレーベルからリリースしていたものの、何故かこれだけインディーズレーベルでリリースされてる。それでも内容はこれまでのBuckwildがプロデュースしたアルバム群に負けず劣らず素晴らしくて、なんというか近未来的なトラックで統一されてる。

地味にCDというフォーマットだとプレミア付いてるから手に入りにくい印象。

 

60. Mic Geronimo - The Natural(1995)

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94年はヒップホップ史的にはナズのイルマティックの年なんだろうけど、裏名盤としてこれが挙げられることも多い。それくらい全曲レイドバックでスロウしたトラックにやたら粘っこい淡々としたラップが乗っかっててめちゃかっこいい。

プロデューサのマーク・スパークスという人が裏で手を引いていて、彼の作るトラックは全てかっこいい。もうひとりのBuckwildみたいだ。

 

59. Rollerskate Skinny - Horsedrawn Wishes(1996)

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これもなんで見つけたか忘れたけど、調べてみるとどうやらマイブラケヴィン・シールズの弟のバンドらしい。

弟の方もシューゲイザーっぽいことをやっているんだけど、空間系というよりピクシーズのようなクワイエット・アンド・ラウドみたいな展開の曲が多い。

やたらメロディが甘ったるくて気怠くて、ディアハンターのマイクロキャッスルが好きな人なら間違いなく気に入ると思う。

 

 

58. The Brian Jonestown Massacre - Their Satanic Majesties' Second Request(1996)

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前作「Take It From The Man!」を更に深化させ、さらにインド要素も足したこのアルバムもかなり良く出来てる。

ジョージ・ハリスンでも在籍してるのかよというくらいシタールがガンガン前面に押し出されてる。ネオサイケ。

確実に葉っぱ吸いながらレコーディングしただろ、みたいな曲ばっかで最高。

 

57. 坂本龍一 - B-2 Unit(1980)

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坂本龍一が尖ってた時のアルバム。若い時ってやっぱりこういう音楽作りがちなんだろうけど、なんだかんだいってポップでこのタイプの音楽の中では抜群に聞きやすい。

1曲目がオウテカみたいでかなり好き。

 

56. Beck - Midnite Vultures(1999)

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ベックはみんなシーチェンジが過剰に好きだけど、これは彼のディスコグラフィの中でも一番正統に評価を受けていないんじゃないかと思う。

メロウでソウルフルで全曲最高だし、ベックの中でもモダンギルドと併せて最高傑作だと思ってる。

ボアダムズ山塚アイのジャケットもいい。

 

55. John Coltrane - The Olatunji Concert: The Last Live Recording(2001)

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晩年はどんどんスピリチュアル、フリージャズに傾倒していき、それの集大成がこのアルバムだと思う。

色んな所で無尽蔵に音が鳴っていてウォールオブサウンドだ。ドラムがめちゃくちゃかっこいい。

コルトレーンのサックスがティーケトルみたいで笑えるのもいい。

 

54. David Bowie - The Buddha of Suburbia(1993)

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ボウイの復帰作以外の文脈で全く語られることのない本作も聞いてみるとかなりかっこいい。

ボウイ自身は70年代のカスみたいな音楽の寄せ集めと本作を評したらしいけど、彼自身もこれでソングライティングに自身を持てたと言っているのも納得のかっこよさがある。

90年代以降のボウイの作品群の中でもかなり好きだ。

 

53. John Coltrane - Crescent(1964)

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「Love Supreme」よりもいいと思う。

個人的コルトレーン最高傑作。

 

52. Maison Book Girl - bath room(2015)

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現代音楽✕アイドルの触れ込みで売り出してたらしいけど現代音楽っぽさが皆無。でもいいもんはいい。

ポストロックを薄めた感じがかなりいい塩梅でポップになってて聞きやすい。

 

51. Grand Puba - 2000(1995)

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マイク・ジェロニモと同じく、これもマーク・スパークスがプロデュースしてるんだけど本当にかっこいい。

ビートが煙たくて黒くてこれこそ名盤であるように思う。

 

50. Smog - A River Ain't Too Much Love(2005)

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スモッグ名義でのビル・キャラハンによるラストアルバム。

ビル・キャラハンの作る音ってスカスカなのにどこかトリッピーでサイケな様相を纏いながら、それでいてそこそこ聞きやすいというかなりギリギリなバランスで成り立ってる音楽という印象。

このアルバムは、本当に危ういバランスで成り立っているので聞き手を拒絶するかもしれないけど、過去作の「Red Apple Falls」や「Knock Knock」、「Supper」くらいまではけっこう聞きやすくてこっちもかなり良い。

この「A River Ain't Too Much Love」はもうスカスカすぎて、このアルバムを聞き終わる頃には一抹の寂しさだけが残る、室生犀星の詩集みたいな音楽。

 

49. O.C. - Jewelz(1997)

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O.C.で名盤と言えば前作に当たるであろう「Word...Life」が挙げられるだろうけど、ちょっと上の方で取り上げた「Starchild」とこの「Jewelz」もかなり良い。

前作の方が、プロデュース曲のほとんどがD.I.T.C.の一員でもあるBuckwildがトラックを提供していたため、統一感のあるアルバムになっていたけど、こちらもかなり粒ぞろい。

というかプロデュース陣が豪華すぎる。DJプレミアはもちろんのこと、ビートマイナーズ、ロード・フィネス、ショウビズなど97年当時の一流トラックメイカーがこぞって提供してる。悪いわけがない。

いやもう本当にO.C.もラップ巧すぎて、ああ〜ラップうめ〜気持ちいい〜とこれを聞くたびに思ってしまう。

 

48. Tyrannosaurus Rex - Unicorn(1969)

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奥田民生率いるユニコーンのバンド名の元ネタになったアルバム。

後のT.Rexになったときのバリバリエレキギター白塗りグラムロックのほうが有名だけど、こっちもかなりいい。というかこっちのほうが好きだ。

サウンドは平たく言えばシド・バレット直系のサイケフォークなんだけど、曲中に鳥がピヨピヨ

鳴いていたりシド・バレットとは違う意味であっち側に行っちゃったような曲ばっかで最高。曲数が30曲くらいクレジットされてるんだけど、一曲一曲は2分にも満たないような短い曲の釣瓶撃ちなので聞きやすい。無駄にポップなのも笑える。メロディが覚えにくいので長く聞ける印象。かなりの良盤だと思う。

 

47. なのるなもない - Melhentrips(2005)

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ジャケからしてあまりにもメインストリームから遠く離れているけど、日本語ラップ屈指の名盤だと思う。

ストリート系のラップとはまた違う、Shing02THA BLUE HERBSOUL SCREAMスチャダラパーと言った文系ラッパーの至高。彼が所属する降神による「降神」も素晴らしいけれど、これもかなり良い。

リリックがすげえ。韻を踏むという言葉遊びの領域を超えて、ポエジーな要素も残しつつ、ストーリーテリングするというめちゃくちゃ高度なことをさも当然かのように提供している。

浮遊感のある幻想的なトラックの上になのるなもないの流れるようなフロウとリリックが完璧に噛み合っている。客演陣もかなりいい仕事していて、ほんとこのアルバムには文句のつけようがない。

 

46. Sonic Youth - Murray Street(2002)

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ソニック・ユース、なんかだいぶ昔に「Daydream Nation」と「Goo」を聞いて以来、イマイチハマれなかったんだけど、なんだこれやけに聞きやすいな、と思っていたらジム・オルークがこの作品にも関わっていたのね。

ソニック・ユースは「EVOL」とか「Sister」みたいなノイジーな初期作も好きだけど、ジム・オルークが関わった「Sonic Nurse」のような間や構成をしっかり活かした、まあ言うなればかなりポップソングよりの彼らがめちゃくちゃ好きなんです。ソニック・ユースの中でもこのアルバムと「Sonic Nurse」が一番聞きやすいと思う。普通にめちゃくちゃ好きだ。

 

45. Alan Goraguer - La Planete Sauvage(1973)

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ご存知、チェコのカルトSFアニメ「禁断の惑星」のサウンドトラック。これが映画にも負けず劣らずよく出来ていて、73年って時代が早すぎる上にサウンドもめっちゃドープで笑う。

数ある映画のサウンドトラックの中でもかなり良く出来た作品だと思う。今聞いても全く古くない。

 

44. Broadcast - The Noise Made by People(2000)

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不思議の国のアリスの世界という単語が世界で一番似合うアルバムだと思う。

 

43. Helium - The Dirt of Luck(1995)

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ヘリウム、全く話題にしてる人を見たことないんだけどかなり良い。淡々としてるのにギラリと光るポップセンスに痺れる。

 

42. Helium - The Magic City(1997)

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前作もかなり良いんだけど二枚目のこれもすごく良い。埋もれてるのが本当に不憫でしょうがない。ヨラテンゴとかのその辺の良い感じのバンドよりも熱量持って語れる数少ないグループだ。

 

41. Flying Lotus - Pattern + Grid World(2010)

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フライングロータスは最初から天才だったんだって再確認できる。

 

40. Broadcast - Work and Non Work(1997)

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ブロードキャストのレアトラック集。ただの寄せ集めと違って一曲一曲の個性が強すぎるためにオリジナルアルバムから外された曲たちという印象。

どうでもいいけど、レアトラック集ってだいたいこんな風にただの寄せ集めじゃないってコピーが付いて売り出されてるよね。

 

39. Loop Junktion - Ties(2002)

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和製ザ・ルーツのループ・ジャンクションの1st。

ジャズアレンジのトラックがめちゃくちゃかっこいいので聞き流しても聞けるけど、だんだん語りみたいなラップが癖になってくる。

唯一無二の存在で最高だったのに解散してしまったのは残念。

 

38. Starving Artists Crew - Up Pop The Sac(2004)

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 気持ちよさだけを追求したヒップホップ。メンバーがピート・ロックをリスペクトしてるみたいだけど、良い意味で煙たくなくて抜けのいい音がめちゃくちゃ気持ちいい。

 

37. Klan Aileen - Klan Aileen(2016)

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最近聞いた音楽の中で一番ベルベッツを感じた。

 

36. Jim O'Rourke - Harfway to a Threeway(1999)

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ジム・オルークはいい音楽手がけすぎなんだけど、その中でもこれは個人的に頭一つ抜けてる。

この世界のEPというフォーマットの音楽の中で一番好きだ。

 

35. Oddisee - Instrumental Mixtape Vol. 1(2005)

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かなりかっこいいビートメイカーなのに全く知られていない。全編インストのアルバム。ヒップホップの枠からはみ出ること無く、純粋にかっこいいのみを凝縮した音が収録されてる。

個人的にはJ Dillaの「Donuts」より好きだ。

 

34. Pantha du Prince - This Bliss(2007)

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ドイツ産マイクロハウス。全曲やたら主旋律がはっきりしてる。かなりダークサイド寄りの電気グルーヴの「ポケット・カウボーイ」みたいな曲ばっかりで最高。

 

33. 小沢健二 - 犬は吠えるがキャラバンは進む(1993)

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小沢健二、「Life」ばっかり注目されがちだけど、他のアルバムもかなり素敵だ。もちろん「Life」も最高なんだけど、この「犬は吠えるがキャラバンは進む」はグルーヴィな曲が多くてかなり良い。

「Life」に比べると似たような曲が多い印象だけど、このアルバムの根幹を流れている、妙に低血圧な雰囲気がたまらなく好きだ。

名曲、「天使たちのシーン」も収録されてるけど、このアルバムの最後を飾る、「ローラースケートパーク」が狂おしいほど好きなんだ。

 

32. Biosphere - Substrata (1997)

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アンビエントとフィールドレコーディングの中間みたいな音楽。アンビエントの中でもかなり良い。

無人島には絶対持って行きたくないけど、宇宙を旅するなら地球が恋しくならないようにこのアルバムを持っていく。

 

31. Shlohmo - Bad Vibes(2011)

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フライング・ロータスを掘り下げてるときに見つけたんだけど、これもかなりかっこいい。

アルバムの中でいきなりアンビエントやフィールドレコーディングみたいな曲あったりして、けっこうぎょっとするけど、この路線の曲もかっこいい。

 

30. NIPPS - MIDORINOGOHONYUBI PRESENTS MIDORINOGOHONYUBI MUSIC(2002)

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Buddha BrandNIPPSのソロとしてのリリースなんだけど、純粋なソロとしての曲の比重は半分くらい。BLACK SMOKER勢やBuddha Brandの他メンバーがやりたい放題してる感じ。何故か統一感があるんだよな。NIPPSが最高なのは言うまでもなく、トラックがどれも異常なほどドープで最高。

 

29. 小沢健二 - 球体の奏でる音楽(1996)

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「Life」の次作。アルバム通して20分強しかないEPがみたいなフォーマットのアルバム。これくらいの長さが一番聞きやすい。

東京スカパラダイスオーケストラの面々が参加、全編ジャズアレンジで聞きやすい。こんなに聞きやすいアルバムなかなかないと思うんだけど、どうですかね。

「大人になれば」と「ホテルと嵐」がめちゃんこ良い訳なんですよ。

小品の最たる例といった感じ。

 

28. John Barry - Goldfinger(1964)

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007のゴールドフィンガーのサントラ。007のサントラかなり好きなものが多いんだけど、その中でも特にこれはゴージャスでクールで最高。メインタイトルで持っていかれる。

 

27. Boards of Canada - Hi Scores(1996)

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傑作「Music Has The Right to Children」をさらに敷衍して再解釈したような音源が詰め込まれてて最高。ダンサンブルなものもあったりと、彼らの作品群の中ではより幅広いジャンルへの趣向が垣間見える。この人たちは本当にハズレがないと改めて思う。

 

26. Oddisee - Instrumental Mixtape Vol. 2(2006)

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もうほんと何者なの!!って感じで最高にかっこいい。ボリューム1もかなり素敵だったけど、負けず劣らずこの2も最高。こっちの方がややメロウだから上にしたけど、どっちも素晴らしい。

 

25. Oval - Ovalcommers(2001)

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オーヴァル、久しぶりに聞いてたらかっこよすぎてこの前くらいまで一時期ずっと聞いてた。90年代のシンプルめなグリッチも渋くてかっこいいけど、このアルバムでは、大きな工場が何らかの問題によって全部ストップしてしまった時にけたたましくそこかしこで鳴り出す、システムエラーコールの轟音の嵐みたい(伝われ)で最高にかっこいい。

 

24. Oval - Ovalprocess(2000)

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こっちはさっきのアルバムに比べてやや音数は抑えられているけど、それでもかなりノイジーだ。

音が重なりあい続け極限まで達すると無音になるのを疑似体験できるアルバムだと思っていて、色んな音が鳴っているのにどこか深海の底にいるような、大きな何かに包まれているような寂寥感すら覚える。

 

23. Oval - Pre/Commers(2000)

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オヴァルコマースの前日談のような位置づけのアルバムで、これもかなり良い。彼の作品全てに共通するけれどどこかメランコリックで、意図的にこの音を生み出している彼は天才だと思う。

 

22. People Under The Stairs - O.S.T.(2002)

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ジャケットからも想像できる感じの最高に気持ちいいヒップホップがここにある。彼らのアルバムの中でも一番メリハリがあって聞きやすいのはこれ。ビートが本当に全部かっこよくてどんな脳味噌してたらこんなとろけるような気持ちいいサウンド生み出せるんだ。

 

21. Sunny Day Real Estate - How It Feels To Be Something On(1998)

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サニーデイリアルエステイトの3rd。1stの「Diary」がエモというジャンルの中でも名盤とされているようだけど、このアルバムのほうが圧倒的に完成度が高いと思う。

ギターのフレーズがメロディアスで最高なのに加えてボーカルが過剰に呪術的でこれも併せて最高。エモ界のレディオヘッドと呼ばれているとかなんとか聞いたことあるけど、確かに「OK Computer」っぽい要素もある。こっちのほうが好きだな。

 

20. Oval - Szenariodisk(1999)

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アンビエント寄りの楽曲とグリッチ寄りの楽曲が交互に収録されてるオーヴァルのEP。収録時間も20分強で最高。「Ovalprocess」や「Ovalcommers」みたいにアクが強いわけじゃないけどこれは聞きやすくてすごくいい。オーヴァルの中で一番好きだ。

 

19. People Under The Stairs - Question in the form of an Answer(2000)

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音の抜け感がすごい。一生モノ。

 

18. RCサクセション - シングル・マン(1976)

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これは過小評価じゃないかもだけど、RCサクセションの中でも一番好きだ。どれも歌詞が気が利いてて良い。

 

17. Sora Tob Sakana - Sora Tob Sakana(2016)

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ポストロック✕アイドルというカテゴリなんだけど、これがまた良い。Toeみたいな超絶技巧ポストロックでやたらエモいバックトラックに女の子の声が乗るんだけど、これが最高にマッチしている。

轟音の中に囁くようなボーカルを乗せるシューゲイザーなんかと同じ手法であるように思う。

ジャケットからも読み取れるように、インターネットが普及して以降の皆の共通認識の中にある理想的な夏の風景や陽射し、暑さ、匂いまでも上手く狙い撃ちして音像化したアルバムだと思う。普通に傑作。

 

16. バニラビーンズ - バニラビーンズ(2009)

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渋谷系リヴァイバルの中でもかなり良く出来たアルバムだと思う。シンバルズのような優等生的楽曲がこれでもかと収録されてる。ボーカルが感情を極力排してメロディを沿うだけに特化しているのも良い。

 

15. 2H Company - Психохирурги(2005)

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キリル文字なのでなんて読むかわからねえけどめっちゃかっこいい、ロシア産ヒップホップ。

DalekやCompany Flowなんかに近いような印象を受ける。淡々とした無機質なラップも最高にかっこいいんだけど、中でも特筆すべきはトラックで全編どこか近未来的で最高にかっこいい。

ジャケットがヤバすぎる。

 

14. 相対性理論 - アワーミュージック(2010)

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相対性理論のこれめっちゃ好きで未だに聞いてる。今の相対性理論もかっこいいんだけど、どうしてもこのころのやくしまるえつこのエモくなさがすごくいい。アルバムタイトルの元ネタは勝手にゴダールの「アワーミュージック」だと思ってるけどどうなんだろう。

サティのジムノペディみたいな曲もあったりして、どこか別の世界の音楽みたいだ。

 

13. Shing02 - 緑黄色人種(1999)

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岡村靖幸の「家庭教師」、小沢健二の「Life」、THE BLUE HEARTSの「THE BLUE HEARTS」のように邦楽を代表する名盤だと思う。その中でもなのるなもない等と並ぶような言葉遊びを超えた歌詞に、耳に残るトラック、「七人の侍」などからサンプリングされた元ネタの幅広さ具合から見ても日本の音楽の最高峰だと思う。個人的に邦楽ユーモア部門一位。

 

12. Tenorio Jr. - Embalo(1964)

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ひたすら良い。グッド・ミュージックの行き着く先。

 

11. ドミコ - Delivery Songs(2015)

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ディアハンターの「Microcastle」のような幽玄ネオサイケの路線を受け継いだ日本のバンド。シンプルな曲構成なものが多いけれど、耳に残る最高にクールなフレーズが次から次へと飛び出してくる。バンド形態の日本の音楽で今一番好きだ。

 

10. 大森靖子 - TOKYO BLACK HOLE(2016)

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「絶対少女」が彼女のピークかと思っていたらもっとすごいのをリリースして驚いたのと感動したのを覚えている。

弾き語りが彼女の本領なんだろうけど、それ以外のサウンドプロダクションでも十分素晴らしいものを生み出せることを証明した一作。聞きすぎて正常な判断が出来ないってのもあるけど、全曲捨て曲無しの良質J-POPアルバムだと思う。一番最初の曲のイントロのギターでもってかれる。

大森靖子&ピンクトカレフ名義での「トカレフ」もバンドアレンジでかなりかっこいいのでこちらも是非。

 

9. 吉田美奈子 - FLAPPER(1976)

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ティンパンアレイが関わった中でも最高傑作の部類に入ると思う。捨て曲なし。個人的にマリーナ・ショウの「Who Is This Bitch, Anyway?」を思い出すような傑作。

 

8. Basic Channel - BCD-2(2008)

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踊れるインダストリアルの鉄板。なんでこんなシンプルで飾りないのにこんなにダンサンブルなんだろう。

 

7. 小坂忠 - ほうろう(1975)

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日本で一番最初のR&Bがこんなに素晴らしいなんて。

 

6. 七尾旅人 - オモヒデ オーヴァ ドライヴ(1998)

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 七尾旅人の1stと2ndも入れる予定だったんだけど、↓で紹介したからもういいやと思って入れなかった。あの二枚も最高に過小評価だと思うの。

galaxypimptaste.hatenadiary.com

で、これは七尾旅人の1stシングルなんだけど、最初からもう完成してる。表題曲以外の曲も全部素晴らしくて、もうほんとすごい。この頃の2ndアルバムくらいまでのシングルはカップリング含めどれも最強なので是非他のも聞いて欲しい。

八月になると聞いてしまう。

 

 

5. You Don't Know The Half(2004)

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Halftooth Recordsとかいうヒップホップ系の無名レーベルのコンピレーションなんだけど、どれも最高にかっこいい。Oddiseeもこのアルバムで見つけた。無名レーベルのコンピレーションとして見逃すのにはもったいなさすぎる出来。

 

4. Vangelis - Blade Runner(1994)

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ブレードランナーの続編公開しますね。最高じゃないですか。

映画もすげえ良いんだけどサントラも最高でかなりスペーシーなアンビエントで最高(最高)。

睡眠導入剤としてもおすすめ。

 

3. Jozef van Wissem / Sqürl - Only Lovers Left Alive(2014)

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ジム・ジャームッシュ監督の「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」のサントラ盤。ジム・ジャームッシュもソングライターとしてクレジットされてるんだけど、これがもう本当に最高でさ、映画同様に耽美でダウナー。アラビア語で歌ってる曲もあったりして呪術的でとにかくかっこいい。ネオサイケに分類されるのかな。Slintの「Spiderland」やUnwoundの「Leaves Turn Inside You」のような名盤の雰囲気すら感じる。ぶっちゃけ映画より好きだ。

 

2. 塊フォルテッシモ魂(2004)

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サントラばっかりで申し訳なくなってきたけど、この塊魂のサントラもすごくいい。

渋谷系リヴァイバルやラウンジのような音作りなんだけど、この完成度が異常に高い。サントラとしては珍しく、思いっきりボーカルをフューチャーしたようなゴリゴリのJ-POPめいた曲がたくさんあって普通にアルバムとしても聞きやすい。

塊魂というゲーム自体もかなりの傑作ということもあり忘れられがちだけど、このサントラも本当に素晴らしい。

演歌界から新沼謙治水森亜土チャーリー・コーセイなどかなりバラエティ豊かに幅広くゲストボーカルを招いてるのも良い。新沼謙治のラップがかなり良くて笑う。

ポップミュージックの極みみたいなアルバム。

 

1. 青葉市子 - 0%(2014)

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青葉市子のライブアルバム。

オリジナルアルバムの「0」も素晴らしいんだけど、こちらはさらにフィールドレコーディングの要素なんかも加わっていたりして原盤よりも良い。

フィジカルでのリリースはなく、デジタルダウンロードのみでしか手に入れることは出来ないけど、これは本当に素晴らしすぎるので手に入れたほうがいい。

青葉市子はほんとうにハズレ無しですごいな。

どこかでも言及したけど、10年代の日本の音楽の中で一番好きなアルバム。

 

 

 

 

過小評価じゃねえよバカ、みたいなアルバムも何個かあったと思うけど、ここに挙げた全てを知っていた人はまずまあいないと踏んでいるので許してもらいたい。もっと入れたいのもあったけど、さすがに疲れたのでこのへんでやめておく。

どうでもいい情報として、最近聞いてる音楽の傾向が、青春時代や学生時代をあまりキャッチーでもない音楽を聞き続けてきた反動がやってきたせいであるのか、やたら大味なポップスやJ-POPを聞いてる。その影響が後半の邦楽連打につながったのかもしれない。小泉今日子がかなり良いのに気づいたりね。あとさっき「男と女」のサントラがかなり良いことに気づきました。こちらも是非。

また紹介したいようなアルバムが溜まってきたら第二弾という形で発表したいですね。はい。

それでは今回はここらでさようなら。

人生ベスト映画10+α

 

 ここ何年かで引くほど映画見てる。

自分の息子がもし同じようなペースで見だしたらやめなさいと一喝するくらい見てる。

暇な時間が可視化できるのは大変良いことだと思う。

 

 

 今まで見てきた映画の中で最高だったものを10本くらいここに残しておく。

 

10:インヒアレント・ヴァイス(2014)

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いきなりけっこう最近のやつだけど、これは最高に面白かった。

トマス・ピンチョンポール・トーマス・アンダーソンということでもう最高なのは間違いなけど、これがマジで最高。

物語はかなり混沌としていてかなりグルーヴィな映画であることは間違いない。『ヒッピー探偵、元カノの愛人の大富豪を救えるか?』のキャッチコピー通りの説明以上ができない。

サスペンスと銘打たれているが、これは完全にコメディだと思う。ギリギリ現実で起こりそうな異常事態が2時間永遠に続く感じ。しかもツッコミ役がいないので自体は収束しないまま、えげつないほどのカオスっぷりで物語は進行していく。過剰にデフォルメしすぎていない「ビッグ・リボウスキ」みたいでマジで最高だ。

ポール・トーマス・アンダーソン過去作どれも好きだけれど、これは本当に好みだったし、これを越してくるものはなかなか無いだろうと思えるような傑作だった。

 

9:3−4✕10月(1990年)

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北野武、初めて見たのは「キッズ・リターン」。

映画は4コマ漫画の連続という言葉の意味がこの映画を見て確信的なものになった。この人は日常に存在する暴力の予感を表現するのが上手いな。

内容は本当に4コマ漫画の連続といった具合で、かなりシニカルだけど笑える。途中挟み込まれる、ダンカンと武のカラオケシーンがマジで最高すぎて何回見ても笑う。邦画史に残る名シーンだと思う。

台詞も少ないし時間も短いのでサクッと見れるのもかなり良い。

 

8:アルファヴィル(1965年)

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ゴダールゴダールうるせえ。ゴダール、つまらないものは本当に死ぬほどつまらなさ過ぎて涙が零れそうになるけど(「東風」はつまらなさすぎて引いた)、これは本当に最高におもしろかった。

『感情を失った文明に一人の探偵が忍び込み、その謎を解き明かす...』なんてストーリーラインも最高だし、画もかっこいいわ、台詞もかっこいい、その上笑えるのも良い。

すごく平たく言ってしまえば設定萌な映画ベスト。ポエジー。

 

7:明日に向って撃て!(1969年)

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アメリカン・ニューシネマの中でも頭ひとつ飛び抜けて好きだ。

男二人のロードムービーがかなり好きなんだけど(「マイ・プライベート・アイダホ」、「真夜中のカーボーイ」とか)、これでその好みが決定づけられた。もう二人が最高にかっこいい。それだけでずっと見てられる。

最後まで二人共軽口叩きあっててさ、あっさり死んじまうのも大好きなんだよな。

 

6:汚れた血(1986年)

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レオス・カラックス、初めて見たのは「ボーイ・ミーツ・ガール」で、なんかやたら綺麗な画を撮る人だなくらいにしか思ってなかった。

最近になってようやく、これ見たんだけど、恐ろしいほどに素敵だった。

全ての調律が完璧に合っているような映画でどの部分を抜き出してみても本当に素晴らしい。

どこかにも書いたような気がするけれど、感情的になりすぎてそこを突き抜けた結果、むしろ逆にポエティックになっているような印象を受けた。

色々考えることがありすぎてどうすることも出来なくなってしまった夏の夜に見返すのがぴったりな映画であるように思う。

 

5:ポンヌフの恋人(1991年)

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レオス・カラックスのアレックス三部作の中でも一番好きだ。

汚れた血」に比べるとこちらのほうがスペクタクルであるけれどややバランスが悪いというか、どうしても「汚れた血」がバランスタイプの映画であるのに対して、こちらは前作にて先鋭的だった部分を拡大解釈して再構成した歪な映画であるように思う。でもこっちのほうが好きなんだよな。

レオス・カラックスの映画見てると過剰にパリに行きたくなるので最近は見ないようにしてる。

 

4:ペパーミント・キャンディ(1999年)

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イ・チャンドン、撮る映画どれも名作で見終わった後の余韻がやばいんだけど、その中でも特にこの「ペパーミント・キャンディ」には死ぬほど痺れた。

やさぐれて死のうとしている男の過去を、五年ずつ遡って青年時代まで追っている映画なんだけど、ああ、これは若いうちに見て良かったなって、そんな風に思えるような映画だった。

出演している俳優陣の層がものすごく厚くて、主演のソル・ギョングだったり、ムン・ソリがマジで最高の演技してる。重厚でありながら見にくくない。

人生を振り返ってみた時に、取り返しのつかない過去はただ思い返して並べて見つめることしか出来ないんだということも改めて痛感させられる。韓国映画ベスト。

 

3:46億年の恋(2005年)

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三池崇史ジョジョ四部を映画化したり、やりたい放題だけど、この映画はマジで好きなんだよな。「明日に向って撃て!」のところでも触れたけど、男二人のロードムービーが本当に好きで、これもそれにばっちりハマってると思う。

ブロマンス全開でありながら、直接的な描写は無し、設定もどこか仮想空間のような地に足つかない説明不足なところもあるけれど、それが逆にこの映画の神秘性を増していて最高だ。

映画って大きく分けて、全体を通して良いものと、ある一点が素晴らしく集中して評価されたため結果的に良い映画の2種類存在するように思う。この映画は後者で主人公二人の心情独白シーンが美しすぎるんだよな。このシーンのために全ての設定が存在して全ての前振りとしての物語があるのではないかと思えてしまうほど。邦画ベスト。

 

2:ダウン・バイ・ロー(1986年)

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ジム・ジャームッシュ、大好きな監督のうちの一人だけど、これはその中でも群を抜いて好きだ。

初めて映画を見ていてああこのまま終わらないでくれと思った映画でもある。

男三人のロードムービーなんだけど、全ての台詞に気が利いてるというか、どこを切り取っても最高すぎる。トム・ウェイツは本当になにさせてもかっこいいな。来世はトム・ウェイツになりたい。

 

1:ホーリー・マウンテン(1973年)

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アレハンドロ・ホドロフスキーホーリー・マウンテンが人生ベスト映画。

どう考えても後からとってつけたようなストーリーとこの映画のオチは大爆笑必至だが、物語の過程の映像美が圧倒的。ワンカットの映像に詰められたアイデアが、それを引き伸ばせばひとつの別の映画にできてしまうのではないかと思えるような情報量の密度で圧倒される。冗談抜きで見返すたびに新しい発見と驚きがある。

この映画のラストが死ぬほど好きだ。最初見た時死ぬほど笑った。

 

 

他にも

不思議惑星キン・ザ・ザ

オールド・ボーイ

カサブランカ

ペーパー・ムーン

そこのみにて光り輝く

ブロンソン

恋人たち

ミラーズ・クロッシング

月光の囁き

イカとクジラ

ノスタルジア

花様年華

このあたりも入れ替え候補だけど、特に上位3つは当分の間固定。

もうあと3年くらいこの生活を続けたら、一切映画見ないような人生を送りたい。

1965年から2017年まででその年で一番好きなアルバムを選ぶ

最近、音楽の熱が緩やかに映画へと移行している感も否めないけれど、聞いてきたものの総括としてここにブチ込む。

 

1965年から2017年まででその年で一番好きなアルバムを選んでいく。

0000年:アーティスト名 - 作品名

 

1965年:Otis Redding - Otis Blue

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ブルーというほど感傷的な音ではない。初めて聞く人には聞きづらいかもだけど、何回も聞きまくってたらこの魔法みたいなグルーヴの虜になった。

忌野清志郎も大好きだったんだってさ。

 

次点:The Beatles「Rubber Soul」、John Coltrane「A Love Supreme」 、Nina Simone「Pastel Blue」

 

 

1966年:The 13th Floor Elevators - The Psychedelic Sound of The 13th Floor Elevators

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この年の大本命はビートルズリボルバービーチボーイズのペットサウンズだったりするんだろうけど、個人的にはこれが好き。

全編ピョコピョコよくわからん壺みたいな楽器が鳴ってて最高。ジャケットの狙い過ぎ感といい名盤だと思うの。

 

次点:The Beatles「Revolver」、The Beach Boys「Pet Sounds」、John Coltrane「Ascension」「Mediations」、Frank ZappaFreak Out!」

 

 

1967年:The Doors - The Doors

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ロックの歴史だけで見るとこの年は間違いなく黄金期のド真ん中であり、ピークだと思う。

素晴らしい作品が多すぎて選べないけど、敢えて一枚に絞るならドアーズの1st。妖しさ全開で暗闇を疾走する暴走機関車といった具合なのにほどよくポップで聞きやすい。理想的な音像だと思う。ソングライティングが冴えまくりで全曲異常なほど素晴らしい。

邦題がかっこいいよね、ハートに火をつけてって。

ピンクフロイドの1stと悩んだけど今の気分ではこっち。

 

次点:The Velvet UndergroundThe Velvet Underground & NIco」、The Beatles「Magical Mystery Tour」、Captain Beefheart & the Magic Band「Safe as Milk」、13th Fllor Elevators「Easter Everywhere」、Leonard Cohen「Songs of Leonard Cohen」

 

 

1968年:Os Mutantes - Os Mutantes

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ブラジルのビートルズ、ムタンチスの1st。本家ビートルズホワイトアルバムと悩んだけど、この桃源郷的脳味噌融解サウンドがたまらなく好き。

ムタンチスはこの後も何枚かアルバムを出してるんだけど、3枚目くらいまでは賭け値なしで最高なので桃源郷だとか多幸感みたいなワードにビビっときた人なら是非聞いてみて欲しい。

 

次点:The BeatlesWhite Album」、The Velvet Underground「White Light / White Heat」、The Zombies「Oddesey & Oracle」、The Rolling Stones「Beggars Banquet」、Silver ApplesSilver Apples

ビートルズストーンズはこの年のやつが最高傑作だと勝手に思ってる。

 

 

1969年:Scott Walker - Scott 3

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これほんとすごくて、ものすごくゴージャスな音使いなのに聞いててしんどくないという。

雨の日のお供として長らく愛聴してる。ジャケットが異常にかっこいい。まあつまり最高なんだ。

なんかのインタビューでタイラー・ザ・クリエイターがこのアルバムをフェイバリットに挙げてて、やるなと思った覚えがある。

 

次点:The BeatlesAbbey Road」、The Velvet UndergroundThe Velvet Underground」、Frank Zappa「Hot Rats」、Kevin Ayers「Joy of a Toy」、Tyranosaurus Rex「Unicorn

 

 

1970年:The Velvet Underground - Loaded

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Syd Barrett - The Madcap Laughs

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70年、好きなのがどうしても絞れなかった。ほんとにこの二枚は好き。両方アホみたいに再発とかするたびに買い直してる。アホなんだと思う。

ベルベッツは駄作として名高いコレが一番好きだしよく出来てると思う。3枚目で過剰にアーティスティックな面が影を潜めてポップな面が全面に押し出されて、鬱ポップとして会心の出来だったと思うけど、こっちは急に脳天気になって今まで地下室で怪しげな音楽をずっとやってたのにいきなりピロティに出てきたみたいなイメージ。大学デビューかよ。ベルベットアンダーグラウンドはコレか二枚目が最高傑作だと個人的には思っております。

シド・バレットのほうも素晴らしすぎて、内容の方はこれがもうラフすぎてひどいものもあるんだけど、これが妙なグルーヴを生み出してる。狂気とポップさのギリギリのバランスの録音という点では世界最強。聞いてると不安定な気持ちになってくる。

2015年のリマスター版にも収録されたラマダーンとかいう20分強のインストも異常にかっこいいからそっちも是非。

 

次点:Neil Young「After the Gold Rush、Curtis Mayfield「Curtis」、Free「Highway」

 

 

1971年:David Bowie - Hunky Dory

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このときのボウイが好きすぎてやばい。ジギースターダストほどコンセプチュアルでもなくてそのへんの塩梅も好き。ご多分に漏れずジャケットがすげーかっこいい。他の作品に比べるとそんなにアクも無くて聞きやすいから、ボウイの熱狂的ファンがこれを一番に選ぶことはあんまり無さそうだけど、曲のアレンジがシンプルで聞きやすさに純化してるところが好きなんだ。どうやらおれはわかりやすくかっこいいものが好きらしい。ヴィジュアル的にもこの時のボウイは最強。

 

次点:Can「Tago Mago」、The Rolling Stones「Sticky Fingers」、Pink Floyd「Meddle」、Marvin Gaye「What's Going on」、Joni MItchell「Blue」、Sly and the Family Stone「There's a Riot Goin' on」、はっぴいえんど「風街ろまん」

 

 

1972年:Novos Baianos - Acabou Chorare

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Nick Drake - Pink Moon

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72年も捨てきれなかった。両方真逆のベクトルの音楽なんだけど、前者はムタンチスと同じく理想郷サウンド。彼らはそこにさらにサイケ感を失くして地続きのブラジルの生活が垣間見えるような音がパッケージングされてる。

このへんの時代のブラジルの音楽、やばいくらい素敵なのが多いんだけど、その中でもこれとジョルジ・ベンの1stは特にお気に入り。

この曲は音楽という形の一つの到達点だと思う。

www.youtube.com

 

そんで、もう一枚がニック・ドレイクのピンクムーンで、こっちは有名だしノボスバイアノスにしとこうと思ったけど、やっぱりどう考えても素晴らしいので外せなかった。

前者とは対照的に鬱々としたアルバムで、アレンジなんかもボーカルとギターしかない簡単なものなんだけど、これが死ぬほどグッとくる。どうやらこのアルバムを作るのに2日しかかけてないらしくやはりニック・ドレイクは天才なんだと改めて思う。

最初から最後まで精気が感じられないテンションでラスト1曲「From The Morning」まで進んでいくんだけど、このラスト1曲が妙に希望を感じさせるようなメロディだったりして、レディオヘッドのアルバムで感じる閉塞感みたいなものがあまりない。全体で30分にも満たなくてサクッと聞けるしすごく良く出来たアルバムだと思う。切手みたいなジャケット。

 

次点:David Bowie「The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」、Lou Reed「Transformer」、NEU!NEU!

 

 

1973年:Pink Floyd - The Dark Side of The Moon

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なんの面白みもない平坦な印象になっちゃうだろうから避けたかったけどやっぱりこれはすごいわ。奇跡的にも洋楽というものをこれから入った人間だからアホほど聞き倒したはずなのにまだ味が残ってる。

個人的にはプログレというジャンルがあまり得意ではない上に、ピンクフロイドは初期のバリバリサイケデリア白昼夢期が最強だと思ってるけどこれは別格。全く古くないのがすごいと思う。

「The Great Gig in The Sky」が死ぬほど好き。

 

次点:Tom Waits「Closing Time」、Lou Reed「Berlin」、Can「Future Days」、Stevie Wonder「Innervisions」、Faust「Faust Ⅳ」、Alain Goraguer「La Planete Suvage」

 

 

1974年:Robert Wyatt - Rock Bottom

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初めて聞いたのに懐かしいタイプの音楽の筆頭格。6曲しかなくてEPみたいな構成なのも好き。UKの音楽は層が厚すぎることを実感してる。

 

次点:King Crimson「Red」、Jorge Ben「A Tabua de Esmeralda」、The Velvet Underground「1969 Live」

 

 

1975年:SUGAR BABE - SONGS

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フロイドのあなたがここにいてほしいなんかもいいけど日本代表のこれが一番好きだ。楽曲制作人それぞれの個性が出ているのもすごくいい。でもたまに多幸感に溢れすぎてて聞いててつらくなるときがある。

 

次点:Pink Floyd「Wish You Were Here」、小坂忠「ほうろう」、Marlena Shaw「Who is This Bitch, Anyway?」、Bobby Hutcherson「Montora」、Lou Reed「Metal Machine Music」、荒井由美「コバルト・アワー」

 

 

1976年:David Bowie - Station to Station

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ファンクの強い影響下にあるんだけどアヴァンギャルドな面も両立しているボウイのコレ。ボウイは名作は数あれどコアなファンなんかはこれをベストに挙げる人が多い気がする。全曲すげーんだけど群を抜いて「Wild Is The Wind」が凄まじい。

ボウイさんコカインキマリまくってるんですけどかっこいいのでOKです。

この年はボウイの一人勝ち。

 

次点:Jaco Pastorious「Jaco Pastorious」、RCサクセションシングル・マン

 

 

1977年:Television - Marquee Moon

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パンクが台頭し始めた年の中でもニューヨーク・パンクのこれがやっぱり一番だと思う。表題曲以外も病的にかっこいいし。トム・ヴァーレインのキャラ萌えみたいなところある。

 

次点:David Bowie「Low」、Pink Floyd「Animals」、The Damned「Damned Damned Damned」、Elvis Costelo「My Aim Is True」、Suicede「Suicide」、Wire「Pink Flag」

 

 

1978年:Brian Eno - Ambient 1: Music For Airports

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寝る前とか化学の本読んでる時によく聞いてた。

 

次点:Kate Bush「The Kick Inside」、Tom Waits「Blue Valentine」、Wire「Chair Missing」、細野晴臣「はらいそ」

 

 

1979年:Public Image Ltd. - Metal Box

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ロックンロールの根本の破壊とピストルズ以上の衝撃。

 

次点:Joy Divison「Unknown Pleasure」、Michael Jackson「Off the Wall」、Gang of Four「Entertainment!」、The Damned「Machin Gun Etiquette」

 

 

1980年:The Soft Boys - Underwater Moonlight

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ネオサイケは遡ればここに辿り着くんだろう。バンド名クソださいのに鳴らす音がやたらキラキラしててポップで最高。個人的にはトーキングヘッズ、ジョイディヴィジョンを抑えてこれをよく聞いてたな。ジャケットも素敵だし。

 

This Heatの「Health and Efficiency」もかなり最高なんだけど、まとまりを考えるとソフトボーイズの方が素敵。

 

次点:Talking Heads「Remain in Light」、Joy Division「Closer」、Peter GabrielPeter Gabriel」、David Bowie「Scary Monsters(And Super Creeps)」、Bauhaus「In the Flat Field」、This Heat「Health and Efficiency」

 

 

1981年:INU - メシ喰うな!

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すげーポップなんだけどノーウェイブっぽい質感に、意味ありげで無さそうな歌詞と、爺さんみたいな明らかにジョニーロットンを意識した発声とが全て奇跡的に調律のあった名盤。歌詞が全てブチギレてる。このアルバムに収録されてるポップな曲はほとんどがメンバー作曲で、町田町蔵自身は「ダムダム弾」、「メシ喰うな!」、「メリーゴーラウンド」とかなりアヴァンに制作してる。

 

次点:Public Image Ltd.「Flowers of Romance」、Bauhaus「Mask」、Black Flag「Damaged」、Tuxedomoon「Desire」

 

 

1982年:Lou Reed - Blue Mask

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ルー・リードは個人的にハズレ無し、中でもこれは派手さはないんだけどじわじわハマるタイプのアルバム。トランスフォーマーを青くしただけというクソ適当なジャケットなんだけど死ぬほどかっこいい。これにもホワイトライトホワイトヒートやローデッドにも共通した魅力みたいなものが纏われているような気がする。

 

次点:The Cure「Pornography」、Donald Fagen「The Nightfly」、Kate Bush「The Dreaming」、佐藤博「The Awaking」

 

 

1983年:Tom Waits - Swordfishtrombones

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これはすごい。トムウェイツが完全にあっち側に行ってしまった記念碑的作品。そりゃジムジャームッシュ作品にも抜擢されるわってくらいの彼の色気がふんだんに詰まってる。

 

次点:坂本竜一「Merry Christmas Mr. Lawrence」、Ben Watt「North Marine Drive」

 

 

1984年:The Smiths - Hatful of Hollow

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ザ・スミスの編集盤でシングル曲やB面、ラジオ番組に出演した時の音源が収録されてる。初期の代表曲がほぼ網羅されている上にアレンジが全く違う曲なんかもあったりして、長く楽しめる。

スミスのオリジナルアルバムでは1stが一番好きだ。

 

次点:The SmithsThe Smiths」、Everything But The Girl「Eden」

 

 

1985年:The Jesus And Mary Chain - Psychocandy

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シューゲイザーの祖としても有名なメリーチェインの1stアルバム。電車の急ブレーキ音のようなフィードバックノイズにシャングリラズやビーチボーイズのようなひたすら甘いメロディが乗るサイケデリア。音質が篭り過ぎててお風呂で録音したみたいになってるし、似たような曲ばっかりなんだけど大好き。この後彼らは強烈なフィードバックノイズが影を潜めて、やたら甘ったるいメロディの曲ばっかり書き始めて、最後はグダグダになって解散しちゃう。そんなところも好き。

 

次点:Tom WaitsRain Dogs」、The Wake「Here Comes Everybody」

 

 

1986年:The Smiths - The Queen Is Dead

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俺も10トントラックに轢かれて死にたい。

 

次点:XTC「Skylarking」、Felt「Forever Breathes the Lonely Word」、中森明菜「不思議」

 

 

1987年:The Dinosaur Jr. - You're Living All Over Me

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ダイナソーJr.の2nd。当時は轟音と言われてたらしいんだけど、今聞くとノイズの嵐が遠くで鳴ってるみたいで大変風情がある。3分ポップといった具合で意外にも聞きやすい。

 

次点:Jesus and Mary Chain「Darklands」、Sonic Youth「Sister」

 

 

1988年:Nick Cave And The Bad Seeds - Tender Prey

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ピクシーズがデビューアルバム出したり、ソニック・ユースデイドリームネイションをリリースしたり、パブリックエネミー、N.W.A.、エリックB&ラキムやウルトラマグネティックMC'sらヒップホップ勢も傑作を次々とリリースした年なんだけど、ニックケイブのこれが一番好きだ。ジョイディヴィジョン、バウハウス直継のゴシックともホラーとも言えぬサウンドが最高にかっこいい。この時のニックケイブが一番尖ってる。

 

次点:Pixies「Surfer Rosa」、My Bloody Valentine「Isn't Anything」、Dinosaur Jr.「Bug」

 

 

1989年:Pixies - Doolittle

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月次だけどこれめちゃくちゃ聞いてた。叫ぶデブとキムディールのコーラス、妙にポンポン跳ねるギターとの組み合わせが他にはない化学反応起こしてる。

THIS MONKEY'S GONE TO HEAVEN.

 

次点:不失者「1st」、The Cure「Distingretion」、The Telescopes「Taste」、岡村靖幸「靖幸」

 

 

1990年:Angelo Badalamenti - Soundtrack From Twin Peaks

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サウンドトラックだけど、アンビエントとして本当に良く出来てる。

これとブライアン・イーノアンビエントブレードランナーのサントラ、エイフェックスツインのアンビエントワークス2はアンビエント四天王と勝手に呼んでる。

 

次点:Fugazi「Repeater」、Ride「Nowhere」、A Tribe Called Quest「People's Instinctive And The Paths of Rhythm」、Public Enemy「Fear of a Black Planet」

 

 

1991年:Slint - Spiderland

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A Tribe Called Quest - The Low End Theory

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My Bloody Valentine - Loveless

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スリント、トライブ、マイブラと絞りきれなかった。それぞれがそのジャンルでのある種の到達点であり、これらを超えるものに出会うために新しい音楽を聞いているみたいなところある。

スリントはひたすら1音1音が研ぎ澄まされていて、人混みで聞くと自分自身が強くなったと錯覚できるのでおすすめ。GOOD MORNING CAPTAIN.

トライブのロウエンドセオリーはソリッドな音にQティップのラップが乗るだけでこんなに素晴らしいものが誕生するなんて、という感動すら覚える。普段は部屋の模様替えや掃除の時に聞いてる。

マイブラもこの手の音楽の中では最高のものなんだけど、今聞いても古臭くなくて本当にすごい。人生で聞いた回数多すぎて何回も聞き飽きて、またハマってを繰り返してる。

3枚とも人生ベスト級に好きだ。

 

次点:Organized KonfusionOrganized Konfusion」、Talk Talk「Laughing Stock」、フリッパーズ・ギター「ヘッド博士の世界塔」

 

 

1992年:Pavement - Slanted and Enchanted

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ペイブメントは全部好きなんだけど、1stのこれの無軌道さとポップさの奇跡的な同居がたまらなく好き。なんだか少しだけメロウなのもいい。

 

次点:Jesus and Mary Chain「Honey's Dead」、Blankey Jet City「Bang!」、Pete Rock & C.L. Smooth「Mecca and the Soul Brother」

 

 

1993年:Wu-Tang Clan - Enter the Wu-Tang(36 Chambers)

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強くなるためにこれ聞いてるみたいなところある。

 

次点:Smashing Pumpkins「Siamese Dream」、A Tribe Called Quest「Midnight Marauders」、Black Moon「Enta Da Stage」、小沢健二犬は吠えるがキャラバンは進む」、Mazzy Star「So Tonight That I Might See」

 

 

1994年:Vangelis - Blade Runner

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Organized Konfusion - Stress

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ブレードランナーのサントラ。これ、映画サントラの中でも屈指の傑作だと思う。浮遊感あるスペーシーなアンビエント睡眠導入剤にぴったりだと思う。

オーガナイズドコンフュージョンのこれ、過小評価されてない?普通にナズのイルマティックよりかっこいいと思う。二人のラップがウマすぎて聞くたびにいつもニヤけちゃう。サンプリングネタがジャジーなものなのもすごくいい。

 

次点:Pavement「Crooked Rain, Crooked Rain」、Built to Spill「There's Nothing Wrong With Love」、The Notorious B.I.G.「Ready to Die」、Nine Inch Nails「The Downward Spiral」、Aphex Twin「Selected Ambient Works Volume 2」、O.C.「Word ...Life」、Common「Resurrection」、Brainiac「Bonsai Superstar」、Pete Rock & C.L. Smooth「The Main Ingredient」、小沢健二「Life」

 

 

1995年:The Pharcyde - Labcabincalfornia

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猛烈に聞きやすいヒップホップ。「Runnin'」も収録されてるしヒップホップの入門に持ってこいだと思う。ファーサイトはこっちの2ndの方がチルい音で好きなんだよな。でも確かに似たような曲が多いのは否めない。

 

次点:Radiohead「The Bends」、Helium「The Dirt of Luck」、Big L「Lifestylez ov da Poor & Dangerous」、MIc Geronimo「The Natural」、Grand Puba「2000」

 

 

1996年:The Roots - Illadelph Halflife

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90年代なんかヒップホップばっかりになってるけど、これもすごくいい。淡々としてるしあまり派手さはないけどやたらメロウでアーバンでノクチュアルでかっこいい。ルーツはこのくらいのバランスのこのアルバムが一番好きだ。

 

次点:Sebadoh「Harmacy」、The Brian Jonestown Massacre「Take It From The Man!」、Belle And Sebastian「If You're Feeling Sinister」、Fishmans「空中キャンプ」

 

 

1997年:Camp Lo - Uptown Saturday NIght

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程よいパーティ感とチルい音で優勝。

 

次点:Helium「The Magic City」、Broadcast「Work and Non Work」、Fishmans「宇宙 日本 世田谷」、

 

 

1998年:Boards of Canada - Music Has The Right to Children

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天国ではこのアルバムが遠くからうっすら流れてくるって信じてる。

 

次点:12 Rods「Split Personalities」、スーパーカー「スリーアウトチェンジ」、Sunny Day Real Estate「How It Feels to Be Something On」

 

 

1999年:七尾旅人 - 雨に撃たえば...[Disc 2]

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Jim O'Rourke - Halfway to a Threeway

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七尾旅人の雨に撃たえばについてはどっか別のところで紹介したから省くけど、日本にもこんな素晴らしい音楽があったのかと感動できるようなずっしりとした重量感を得ることができるだろう。

ジムオルークに関しては彼が関わった作品はウィルコの2000年のアレだったり、くるりの「図鑑」だったり傑作ばっかりなんだけど、個人的にはこのソロ名義でリリースしたこのEPが最高傑作だと思う。4曲で20分くらいなんだけど、完璧だと思う。トータスやステレオラブなんかが目指した空間系のポストロック的サウンドの解答のように思う。ジャケットもかわいい。

 

次点:Built to Spill「Keep It Like A Secret」、Smog「Knock Knock」、椎名林檎無罪モラトリアム」、ゆらゆら帝国「ミーのカー」、Shing02「緑黄色人種」、The Dismenberment Plan「Emergency & I」

 

 

2000年:椎名林檎 - 勝訴ストリップ

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ミッシェルガンエレファントの「ギア・ブルース」でもそうなんだけど、こういう前作を踏襲してさらに深化しているのに奇跡的にポップさが共存しているみたいな作品が好きで、これなんかもうドンピシャで好きだ。レディオヘッドの「Kid A」とか他にも素晴らしいのたくさんあるけど僕はこれが一番だとなんだかんだで思っちゃってる。

 

次点:くるり「図鑑」、D'Angelo「Voodoo」、Luomo「Vocalcity」、Buddha Brand「病める無限のブッダの世界-BEST OF BEST(金字塔)」、Broadcast「The Noise Made by People」、People Under The Stairs「Question in the Form of an Answer」、The Avalanches「Since I Left You 」、Boards of Canada「In a Beautiful Place Out in the Country」、Radiohead「Kid A」

 

 

2001年:Unwound - Leaves Turn Inside You

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フガジ、スリントなどのポストハードコア路線のまごうことなき傑作。今作をリリースした後、最高傑作をリリースしたことを理由に解散してしまう。聞いてみると解散してしまうのも頷けるほどすごい。ゆらゆら帝国も、最高傑作が生まれてしまったので解散します、と言って解散してしまったけど理由がかっこよすぎるな。地味にプレミア付いてて手に入りにくい印象があるんだけど今はどうなんだろう。

 

次点:Mouse on Mars「Idiology」、The Strokes「Is This It」、Spoon「Girls Can Tell」

 

 

2002年:七尾旅人 - ヘヴンリィ・パンク=アダージョ

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つまりは、初期の七尾旅人はすごいので絶対聞いたほうがいいって話。2枚組35曲収録で決して聞きやすいわけじゃないけど、日本語で聞けることを誇りに思う傑作。

 

次点:...And You Will Know Us by the Trail of Dead「Source Tags & codes」、Wilco「Yankee Hotel Foxtrot」、Spoon「Kill the Moonlight」

 

 

2003年:Madlib - Shades of Blue

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マッドリヴによるジャズの再解釈と再構成。癖になるグルーヴ感と程よく煙たくておすすめ。アンビエント群と併せて睡眠導入剤として使ってる。

 

次点:The Clash「The Essential Clash」 、Yeah Yeah Yeahs「Fever to Tell」、Prefuse 73「One Word Extinguisher」、The Shins「Chutes Too Narrow」

 

 

2004年:降神 - 降神

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トクマルシューゴ - Night Piece

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日本語ラップってどうしてもひとつの楽曲だけに絞るといいものもたくさんあるんだけど、アルバムとしては微妙なものが多いっていうか、本当にアルバムとして優れてるのってスチャダラパーだとかShing02ブルーハーブの1st、Soul Screamの「The "Deep"」くらいしかない印象なんだけど、降神のこのアルバムはその中でも群を抜いてる。

日本語ラップという一つのジャンルに収まらず、岡村靖幸の「家庭教師」だとか、小沢健二の「Life」のように日本の音楽の代表として語ってもいい出来だと思う。

多層的なリリックにアブストラクトなビート、それになんといっても2MCのフローも素晴らしい。聞くたびに新しい発見がある。

 

トクマルシューゴのこれは、3rdの「EXIT」なんかも聞きやすいけど、圧倒的にこの1stが好き。ジャケット通りの内容で、夜明けだとか早朝のまだ暗い頃がよく似合うタイプの音楽だと思う。高校の頃はこれとBorisの「Pink」をよく聞いてた記憶がある。

 

次点:「塊フォルテッシモ魂」、Capsule「S.F. Sound Furniture」

 

 

2005年:William Basinski - Melancholia

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あんまり推してる人見たことないけど、これは傑作だと思う。メランコリアというタイトル通りひたすら辛気臭い。world's end girlfriendの盛り上がらないところがひたすら続く感じなんだけど、これが非常に心地よい。アンビエントというよりテープミュージックに近いのかも知れない。ミニマリズムの極み。これも睡眠導入剤になりそうだけど、一人で聞いてるとたまらなく不安になる。

関係ないけど、母親がこれ聞いた時の感想が「京都、大阪というよりも奈良っぽい」という分かりそうでよくわからないものだった。

 

次点:Spoon「Gimme Fiction」、なのるなもない「melhentrips」、Smog「A River Ain't Too Much to Love」、Boris「Pink」

 

 

2006年:The Roots - Game Theory

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「Things Fall Apart」をより深化したルーツのこれ。色んな所で変な音が鳴ってるのがおもしろい。個人的にはカンやファウスト、NEU!と言ったクラウトロックの傑作にも通ずるものも感じる。「Illadelph Halflife」をより聞きやすく、それでもあのアングラ感は保っている傑作。

 

次点:Phoenix「It's Never Been Like That」、Tom Waits「Orphans」

 

 

2007年:ゆらゆら帝国 - 空洞です

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さんざん語り尽くされてるだろうけど、間違いなく00年代の日本の音楽の中で最高峰のものだと思う。「Sweet Spot」から始まっていったゆらゆら帝国クラウトロック化の流れを完全に昇華してやべえものになってしまったと思う。今のオウガユーアスホールの流れなんかも確実にこのアルバムの流れを汲んでいるものだろう。

クラウトロックのサウンドばかり激賞されがちだけど、毎度のことながら坂本慎太郎の歌詞が最高すぎる。どの曲にも必ずどこかになんて素敵な詩なんだ、とうっとりしてしまう箇所があるのがすげえ。本家クラウトロックの流れにはないメロウな曲が多いのも良い。

空洞ですを聞くたびに愛のむきだしを思い出してしまう。

 

次点:LCD Soundsystem「Sound of Silver」、Pantha du Prince「This Bliss」

 

 

2008年:Deerhunter - Microcastle

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ネオサイケの名盤としてもう愛してやまないこのアルバム、次の「Halcyon Digest」で完成形を迎える。個人的にはこっちの若干散漫なほうが好きだ。ブラッドフォードコックスの甘い声にやられちゃう。2枚組の2枚目は1枚目よりもさらに散漫でよくわからんインストなんかも多いけど、よりラフなのが逆に良くて小宇宙さえ感じる。

これも寝る前によく聞いてたアルバムだけど、かっこよすぎて逆に興奮して眠れなくなることがよくあった。

 

次点:Beck「Modern Guilt」、Flying Lotus「Los Angels」

 

 

2009年:The Horros - Primary Colours

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1st「Strange House」のころはイロモノ系という感じだったけど(そのときも大好きだけど)、これで大化けした。ディアハンターのマイクロキャッスルにも通ずるネオサイケからのポストパンクの流れを取り込んだ白昼夢サウンドが最高にかっこいい。常に低音なリズム隊と、ボーカルが遠くで叫んでいるようなサウンドプロダクションも最高。見た目もかっこいいし。

 

次点:口ロロ「Everyday Is a symphony」、S.L.A.C.K.「My Space

 

 

2010年:Best Coast - Crazy for You

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サーフロックとネオサイケが上手く組み合わさった名盤だと思う。ひたすら夏、ロマンチック、ヒロイズムみたいなものに惹かれてしまう人たちを狙い撃ちした、ずるい音楽だと思う。(でもめっちゃ好き)

外人に「魂のないティーンエイジャーのタンブラーのアカウントみたい」ってブッ叩かれてて笑った。

 

次点:The Novembers「Misstopia」、Flying Lotus「Cosmogramma」、Crystal CastlesCrystal Castles Ⅱ」、Deerhunter「Halcyon Digest」、Pavement「Quarantine the Past: The Best of Pavement

 

 

2011年:Ty Segall - Goodbye Breed

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選んでて気づいたけど、俺はこの時代特有のバリバリうるさいギターのサイケが好きなんだな。初期フロイドみたいな音がたまらなく好きなんだろう。タイセガールのこれもバッチリ当てはまって、最高にかっこいい。それでいて1曲目の表題曲なんかは美しすぎて涙が出てしまいそうになるような曲も詰まっていたりして最高。ジャケットもかわいくて良い。

 

次点:The Novembers「To (Melt into)」、Toro Y Moi「Underneath the Pine」、The Strokes「Angles」、坂本慎太郎「幻とのつきあい方」

 

 

2012年:Death Grips - Money Store

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こんなトラックどうやって思いつくんだ。ラップも狂ったKool G Rapみたいで最高。

 

次点:Kendrick Lamar「good kid, m.A.A.d city」、My Bloody Valentine「EP's 1988-1991」、Frank Ocean「Channel Orange」

 

 

2013年:Jon Hopkins - Immunity

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夜という条件ならばどんな感情にもフィットする音楽。踊れるし内省的にもなれるし最高。

 

次点:My Bloody Valentine「mbv」、坂本慎太郎「まともがわからない」、Todd Terje「Standbar」、Earl Sweatshirt「Doris」、大森靖子「絶対少女」、青葉市子「0」、Deerhunter「Monomania」

 

 

2014年:青葉市子 - 「0%」

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青葉市子の「0」のライブ盤。ライブであることがフィールドレコーディングの要素なんかにもなっていたりして原盤より良い。フィシュマンズの「男たちの別れ」と併せて日本の音楽での最高のライブ盤だと思う。

個人的に10年代の日本の音楽でこのアルバムが一番好きだ。

 

次点:The Horrors「Luminous」、Swans「To Be Kind」

 

 

2015年:Kendrick Lamar - To Pimp a Butterfly

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説明不要。

 

次点:Kamashi Washington「The Epic」、Vince Staples「Summertime '06」、柴田聡子「柴田聡子」、Cero「Obscure Ride」

 

 

2016年:A Tribe Called Quest - We Got It from Here... Thank You 4 Your Service

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デヴィッドボウイ、レディオヘッド、フランク・オーシャンと他にもすごいのいっぱいあったけど、やっぱりこれ選んじゃう。トライブの中でもかなり好き。

 

次点:大森靖子「Tokyo Black Hole」、The Avalanches「WIldflower」、Frank Ocean「Blonde」、Death Grips「Bottomless Pit」、David Bowie「★」、Kendrick Lamar「untitled unmasterd.」、Klan Aileen「Klan Aileen」

 

 

2017年:Cornelius - Mellow Waves

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コーネリアスの中でも一番好き。坂本慎太郎のソロなんかも思い出したりもした。

 

次点:Gorillaz「Humanz」、Ulrika Spacek「Modern English Decoration」、Vince Staples「Big Fish Theory」

 

 

 

振り返ると日本産のものが少なめ、アンビエントが意外に多いということがわかった。あと80年代なんも知らねえ。あの頃みたいに音楽を聴き漁るみたいな生活はもうできないけど、少し詳しい人、くらいの位置は常にキープできるくらいにはこれからも追いかけ続けていたい。